突然ですが、小雪と書いて、なんと読むかご存じですか?
では、意味はご存じでしょうか?
つい先日、小学生の子供に「小さいに雪って書いて、なんて読むの?どういう意味?」と聞かれました。
実は、私は正しく説明する自信がなかったので「一緒に調べてみようか!」と子供に提案し、調べてみることにしました。
子供には、難しい表現もあるので、わかりやすく言葉を変えたりして説明しました。
その時のことを参考にして、まとめました。
小雪の読み方、意味、この時期に美味しい食べ物、小雪の候の例文なども紹介していきたいと思います。
小雪の読み方
では早速、1つ目のテーマ「読み方」から紹介します。
「小雪」と書かれているメモを見たら、私は迷わず「こゆき」と呼んでしまいます。
しかし正しくは「しょうせつ」と読むのだそうです。
間違えないようにしたいですね。
パソコンやスマホ等で文字を入力する時は「こゆき」でも「しょうせつ」でも、どちらでも「小雪」と変換できるので、更に間違えて覚えてしまいそうです。
私も、きちんと覚えます。
小雪の意味を簡単に
続きまして2つ目のテーマ「小雪の意味」について紹介します。
小雪とは、二十四節気の1つです。
日本の四季を更に細かく24等分にしたものの1つです。
二十四節気については、こちらでまとめてます。↓↓
二十四節気とは?読み方と意味を簡単に子供向けにまとめてみました!
春夏秋冬を、もっと細かく分けている表現の1つなのですね。
春分や秋分、立春など聞いたことがあるという方も多いかもしれませんが、小雪ってご存じの方はどのくらいいるのでしょうか。
私が知らなかっただけかもしれないと思ったのですが、調べてみると、馴染みの薄い節気の1つかもしれないということがわかり、私はホッとしました。
話が反れていましました。
戻します。
「小雪」の「小」は、少しとか、わずかという意味があります。
このことから、小雪の意味は、わずかな雪となります。
わずかな雪が降る季節を表していることになります。
少し雪が降る季節、つまり冬だけれど、まだ大雪が降る季節ではないということでしょうか。
北国では初雪が降る頃ではあるものの、冬とは言ってもまだそれほど雪が多い季節ではないという意味です。
小雪(しょうせつ)はいつ?
では、小雪(しょうせつ)は、いつ頃を指すのでしょうか。
2018年の小雪(しょうせつ)は、11月22日です。
毎年同じ日にちではありませんが、11月22日前後が小雪です。
期間は、次の大雪の前日までになるので、2018年の小雪の候の時期は、11月22日前後~12月6日になります。
この時期に食べたい食べ物は?
では3つ目のテーマ「小雪の時期の食べ物」について紹介します。
まず、小雪には、冬至のようにカボチャを食べる!等の行事食はありません。
そこで、この時期に旬を迎える食材を紹介します。
野菜
白菜、春菊、長ネギ、ダイコン、蓮根、チンゲン菜、カブ、小松菜、カリフラワー、ブロッコリー、かぼちゃ、エリンギ、長芋、里芋、柿等
等です。
魚介類
タラバガニ、イセエビ、フグ、ヒラメ、ハマチ、ウナギ、サバ、さわら
等です。
旬の食材は、その時期に必要な栄養素がたっぷり含まれているので、特に積極的に食べたいものです。
バランスも大事なので、旬の食材ばかりに偏るのはよくありません。
旬の食材を積極的に尚且つバランスの良い食事を心掛けてくださいね。
この時期は、寒くなってきて風邪などひきやすいので旬の食材を中心に栄養をしっかり補給してください。
小雪の時期は、身体の芯から温まってバランス良く栄養を摂れるお鍋がオススメです。
色々な味付けにチャレンジしてみるのも楽しいかもしれませんね。
小雪の候の例文もご紹介
4つ目のテーマ「小雪の候の例文」を紹介します。
ビジネス文書や、親戚、目上の方などに手紙を書く時に時候の挨拶文を使うと思います。
「小雪の候」も、その1つです。
先ほど紹介しましたが「小雪」は、11月22日前後~12月6日前後なので、この期間に手紙を書く時に「小雪の候」を使います。
では例文を紹介します。
このように使います。
堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、これは時候の挨拶なので、この後に相手を気遣うような言葉を添えてみたり、本文の書き方で柔らかいイメージの手紙にしていくことも十分可能です。
その他の時候の挨拶文例
小雪以外にも、この時期に使える時候の挨拶の言葉があるので、併せて紹介します。
冷雨(れいう)
冷雨は、文字通り冷たい雨という意味があり、11月に送る手紙の挨拶や結びの言葉に使用できます。
晩秋(ばんしゅう)
晩秋とは、秋の末という意味があります。
秋の終わりごろということですね。
これも11月に送る手紙の挨拶文に使用できます。
向寒(こうかん)
向寒とは、寒さに向かうこと(文字の通りですね)を表しています。
11月の下旬頃に送る手紙の挨拶文や結びの言葉に使用できる言葉です。
まとめ
小雪とは、秋も終わり冬に向かう11月の終わりごろから11月上旬の季節を表す言葉ということがわかりました。
子供には、
日本には、1年間を24つに分けて四季を表す言葉があって、小雪もその1つであること、冬が始まる時期を表す言葉というように教えました。
正しく理解できているのかわかりませんが、また少し大きくなって質問されたときは、またその時に理解できる言葉で少し奥まで説明できるように私も知識を深めておこうと思っています。