夫が飲み会に出かけてしまうと何時までやるのか分からず帰宅時間が読めない。
そんな夫に妻は生活スタイルを乱されたり、振り回されたりしてしまうことがあります。
夫が飲み会で遅い帰宅は何時まで許せるのか?そして、遅くなってもイライラしない方法を考えていきましょう。
夫の飲み会は何時までなら許せる?
夫が飲み会で遅くなるとき、何時まで許せるのかを20代から50代の既婚女性に聞いてみました。
夫の飲み会の帰宅時間で許せる範囲の時間帯は
- 午前0時までが1番多い結果。
- 午前1時までが2番目に多い結果。
- 午後11時までが3番目に多い結果。 となりました。
午前0時までの帰宅を願っている方の理由は。
終電を逃すと、タクシー代がかかるので電車で帰って欲しい、遅くなると心配だからという気持ちがあるようです。
その他、帰宅時間が遅いと、夜遅く起きたりなど自分がしなければいけないことができるからという声もありました。
また、小さい子どもがいるご家庭は、子どもが寝ていたり、寝かしつけのために早めに帰って欲しいという気持ちもあるようです。
一方、連絡があれば何時まで許せる方や連絡が関係なく何時まで許せる方も。
その理由として、「ご主人の仕事の関係上、遅くなるのは仕方がない」、「自分も飲みに行きたいから」、「お互い束縛しない」などという方もいました。
子どもがいる、いない、また子供の年齢や夫の仕事の内容などによっても状況が変わりますが、午前0時を基準に考えている方が多いようです。
夫の飲み会で帰りが遅い!どんなシチュエーションでイライラする?
夫が飲み会に出かけるといつも帰りが遅い上に帰宅時間も読めない。
そんな夫に振り回されてイライラさせられた経験はありませんか?
夫のこんな行動がストレス!というシチュエーションを見ていきましょう。
①飲み会で深夜に帰ってきて起こされる
深夜の就寝中に飲み会から帰宅した夫に起こされると、疲れているときや気分によっては思わず殺気立ってしまうこともあるでしょう。
②何時に帰るか分からない旦那を迎えに行かなければならない
立地や時間によっては交通手段がないため夫から迎えを頼まれることがあります。
そのような場合は正確な時間が読みづらく、妻は時間の使い方を思い通りに決めることができなくなるのでストレスを感じてしまいます。
③近所で噂されたり苦情が来る
夫が帰宅時に立てる物音を周辺に配慮しない場合は「旦那さん、浮気してるんじゃないの?」「旦那さん飲み歩いてばかりねぇ」などの噂が立ちやすくなり、集合住宅の場合は苦情が申し立てられる場合があります。
そのような場面で主に精神的ダメージを負うのは夫ではなく妻になりがちです。
④妻の心配もお構いなしの行動をする
妻の性格や夫との関係性によっては、連絡もなしに遅い時間まで帰ってこないと浮気を疑う原因になりかねません。
病気や事故を心配するなどの妻が夫を大切に思う気持ちからもストレスは発生するので、妻の気持ちに配慮しない行動は信頼関係を壊します。
夫の飲み会の帰りが遅くなるのはなぜ?
あまり遅くならないでね、と夫に伝えても連絡が取れないまま遅くまで帰ってこないという展開になりがちな飲み会は妻にとって悩みの種です。
それはどのようにして起こるのでしょうか?例を見ていきましょう。
①楽しくてつい時間を忘れてしまう
純粋に飲み会が楽しくて時間を忘れてしまうのはとてもありふれたケースです。
②自分より上の立場の人との飲み会だから
会社の上司、取引相手、先輩、など立場が原因で断れない飲み会であれば帰宅時間はもちろん自由にならない可能性が高いです。
③相手に使える時間を基準にしている
家族とは毎日会える、でも滅多に会えない相手とは今しか会えない、と時間を天秤にかけた結果、滅多に会えない方を優先することがあります。
④家庭の外で羽を伸ばしている
妻としては寂しい理由になりかねませんが、夫は妻が想像しているよりも普段の生活で「家庭を背負う」というプレッシャーを感じている場合があり、一旦背負っているものを置いて一休みしたくなることがあるようです。
⑤妻を信じ切って甘えている
妻なら自分の立場や事情を理解してくれるはずだ、自分の性格を全部ひっくるめて結婚してくれたはずだ、と信じ切って甘えている場合に家庭の心配をしなくなってしまうことがあります。
⑥夫である自分が偉いので自由にするのが当然だと思っている
日本古来の亭主関白そのものであったり、亭主関白にあこがれて育った男性の場合は、妻より夫である自分が偉いので自由にして当然という感覚を持っている場合があります。
このケースではどんなに遅くなろうとお構いなしどころか、一緒に飲んでいる相手に「妻は待たせておくもの」と自ら率先して飲み会を引き延ばすことがあるようです。
夫が飲み会で遅い時の対処方法は?
妻にとって夫の飲み会が悩みの種であっても、なかなか止めることはできません。
そのような時にせめて何時までなら許せるのか、そして時間に対してどのような工夫ができるのかを考えてみましょう。
①約束をする場合はその時間
夫が妻に帰りの迎えを頼むなどの理由で妻の予定に干渉する場合は、妻にとっての可能な時刻までが目安になります。
妻が早朝出勤だったり、お子さんがいる家庭ではそれらに合わせた時間を約束すると良いでしょう。
②近所迷惑にならない時間帯
集合住宅などでは深夜の帰宅時に立てる物音が苦情に繋がる可能性があるので配慮しましょう。
戸建てであっても密集地では車のドアの開閉音でトラブルになることがあるので注意しましょう。
③介護や子育て、妻が妊娠中であるなど協力が必要な場合は配慮を
介護や子育て中の家庭では飲み会に行くことが直接家族の負担を激増させることがあるため、場合によっては飲み会を断ることが必要です。
しかしメンタルを守るために少しだけ参加した方が良いこともあります。バランスを考えて判断しましょう。
筆者は実際に、妊娠中で体調も悪いのに飲み会で夫に置いて行かれた友人が生命の危機に陥り助けに行ったことがあります。
一方で介護のために我慢しすぎた夫がメンタルを壊したケースも見たことがあるため、状況とメンタルを考えて時間を決めると良いでしょう。
夫が飲み会で帰りが遅くなってもイライラしない方法は?
飲み会は相手や目的によっては帰る時間を参加者の意志で決めることがしにくいものです。
そのような時に妻がただ黙ってイライラと戦うしかないのでは辛くなってしまいます。
心を守る方法の例をご紹介します。
①無条件では待たない
無条件でいつ帰るとも分からない夫を待たなければならないのは非常にイライラを引き起こしやすいので避けましょう。
何時までなら迎えに行く、など基準を設けるとお互いに判断しやすくなります。
②妻も自由を満喫する
夫の行動が気になってしまうことがイライラの原因になることがあるので、夫の飲み会の時間に妻も自由時間を満喫できるようにするとストレスを溜めにくくなります。
③夫の飲み会が原因で発生する負担をできる限り減らす
育児や介護など普段から協力していることがある場合は、夫が飲み会に出かけることで妻に全ての負担がかかってしまいます。
代わりに来てもらう人を手配してもらうなどの対策を取ることで負担を減らすことができます。
第三者を関係させておくと、夫が目に余る行動をしている場合に介入してもらえることもあるのでオススメの方法です。
④飲み会に連れて行ってもらう
夫や飲み相手がオープンな性格である場合は飲み会に一緒に連れて行ってとお願いしてみるのも一つの方法です。
これは新たな交友関係を広げるチャンスでもあります。
家族ぐるみでのよいお付き合いに繋げることに成功すれば、飲み会を夫婦揃って楽しむことも夢ではありません。
⑤ルールを作り守ってもらう
夫の飲み会が原因でストレスを溜める原因の多くは、妻が夫の行動に振り回されてしまうことにあります。
妻にとってストレスにならないためのルールを決めて守ってもらうことでそれを減らすことができます。
例えば連絡をしてもらうタイミングを守ってもらうことで、妻は自分の行動を決めやすくなります。
日本は特に自然災害など不測の事態が起こりやすいので、行先や大まかな時間を教えてもらうことでも安心感につながるでしょう。