不幸の報せが届いて、急にお通夜に参加しなければならなくなった!ということはありますよね。
社会人ならまだしも、学生などの若い人はなかなか喪服なんて持っていなかったり、喪服を購入したくても間に合わない場合もあります。
唯一の黒い服と言えばリクルートスーツ1着(゚ω゚;A)
こんな時はリクルートスーツでも良いのでしょうか?
今回はお通夜に関してご説明します!
リクルートスーツを着用しても良いの?
急に届いた不幸の報せ。
その知らせが手元に届くと、悲しみは勿論ですがマナーについて不安に感じる人もいるのではないでしょうか。
大学生など年齢が若いと、そうなかなかお葬式に参加すること自体が少ないので、マナーに関して難しく感じてしまいますよね。
結論としては、お通夜に「リクルートスーツの着用はOK」です。
「報せをきいて、慌てて駆けつけてきました」という意味合いで、平服であるリクルートスーツが許される場合があるのです。
リクルートスーツの着用はOKと説明しましたが、ちょっとした注意事項はありますので、こちらは後程ご紹介しますね。
対して「お葬式」はこの世からあの世へ故人を送り出す儀式で、とても大切な儀式ですのでこちらは必ず喪服の着用をしましょう。
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お通夜の時の服装のマナーは?
お通夜の時の服装のマナーについてご紹介します。
一般の参列者として弔問する場合
急な訃報の場合は、カジュアル過ぎない服装であればOKです。
逆に前もって知らされている訃報の場合は、キチンと喪服を着用した方が望ましいでしょう。
色は黒やグレー濃紺のシンプルなスーツであれば問題はないでしょう。
リクルートスーツを着用するときは、白いシャツでも問題ありませんが黒のシャツがあれば着用しましょう。
靴はサンダルやブーツはNGです。
黒のシンプルなパンプスを着用するようにしましょう。
また、ストッキングは黒色のものを着用するのが望ましいです。(急で用意ができない場合は肌色でも大丈夫です。)
華美なアクセサリー(キラキラ光る物やリボンなど)はNGです。
つけるアクセサリーは涙を意味するパールのアクセサリーですが、デザインが華美なものではないように気を付けてください。
2連のネックレスは不幸が重なる意味合いがあるのでこちらもNGです。
親族の場合
親族の場合は、通夜も告別式も参加すると思いますが、こちらはリクルートスーツはNGです。
喪服を着用しましょう。
タイツもNG!
黒色のストッキングという事なら、タイツでも良いんじゃない?と思ってしまいがちですが、タイツはお通夜でも望ましくありません。
なぜなら、タイツはカジュアル衣料に分類されるからです。
肌が透けて見える程度の黒のストッキングを着用するようにしましょう。
ただし!とても寒さが厳しい場合は、親族でない場合の通夜では着用する人もいます。
本来はNGなのですが、あまりにも寒い時期にストッキングは風邪を引いてしまいそうですものね。
通夜の場合でしたら、ケースバイケースでタイツはアリの場合もあります。
冷えがコワいかたは、足裏に使い捨てカイロを貼るなどはいかがでしょうか。
ネイルもNG!急に落とせないときは?
次に気になるのがネイルですよね。
ネイルは本来マニキュアでもNGです。
マニキュアは落として参列するようにしましょう。
でも、化粧も進化しているこの時代、厄介なのがジェルネイルだと思います。
こんなの、急に落とせませんよね(;・д・)
そんなときは、「黒い手袋」を着用すると良いです。
指先が隠れるので目立たず失礼になることはないでしょう。
焼香するときのみ外すようにします。
筆者も若い頃、ジェルネイルをしたその日に不幸の報せが届き、泣く泣く次の日に自宅で落としたことがあります。
サロンに行く時間が無くても、自宅で落とせるなら落としてから参列するのが望ましいのですが・・。
髪型はどうしたら?
- 髪が肩より長い場合は黒いヘアゴムで一つ縛り
- 結ぶ位置は耳より下
- できればお団子にしてきちんとまとめる
- 後れ毛も出ないように気を付ける
髪型はお辞儀をしたときに髪の毛が垂れないようにします。
気を付けなければならないのは茶髪やパーマです。
どうしても華美に見えてしまうからです。
金髪にしていたり明るい茶髪にしている人は黒染めスプレーで黒くみせ、パーマをあててフワフワヘアにしている人はパーマが目立たないようにキッチリまとめましょう。
香水もNG!
お通夜のマナーとして、香水はつけていかないようにしましょう。
お通夜やお葬式で香りは厳禁です。
整髪料やハンドクリームなどでも香りが含まれるものが多いので、無香料の者を使用するなどして香りに気を付けましょう。
お通夜に持って行くものは
服装のことはご紹介した通りでバッチリですね!
最後に、お通夜に持って行くものをご紹介したいと思います。
- ふくさ(紫、緑、藍、灰色など)
- 数珠(仏教徒の場合に持ちます。宗派を問わない略式数珠があります。)
- ハンカチ(白か黒のフォーマル用のものを使用する)
喪服が無い場合は、ふくさもお持ちではないということも多いと思いますが、できる限り用意をするようにしましょう。
ふくさは100均にも取り扱いがある場合がありますし、小さな風呂敷やハンカチでも代用が可能です。
紫のふくさであれば結婚式のときにも使えますので、日頃から用意をしておくと良いですね。
雨が降っていて傘が必要な時は、黒か紺、またはグレーで装飾のないシンプルな物を持って行くようにしましょう。
まとめ
学生など若い方がお通夜にリクルートスーツを着用しても問題ないということが分かりました。
お通夜は葬式と違い、「急いで駆け付けました」という点からもいくらかカジュアルな服装が認められます。
リクルートスーツしか持っていない学生さんは、ご紹介したマナー(髪型やネイル、アクセやストッキングなど)を守っていれば着用しても大丈夫です。
色々厳しいご意見がネット上でありますが、肝心なのは故人の家族がどう思うかだと思います。
適切な格好でお通夜へ参列してくださいね。
ちなみに社会人の場合は喪服がベストですが、急にお通夜に参加するのでしたら、上下暗い色のスーツに黒ストッキングでも問題はないと思います。
筆者もお通夜を当日知り、スーツで駆け付けたことがあります^^