今年の夏はとても暑くてしばらくの間、湯船に浸からずにシャワーだけで過ごしていました。
そしてふと浴槽を見ると・・
青い汚れが!
いつの間についていたのだろうと思いつつ、いつものように中性洗剤で洗ってみましたが、まったく取れる気配がありません。
これは、手ごわいかもしれないという予感がしたので、我が家で最強と思われるカビキラーに登場してもらいました。
少しスプレーして5分程おいてみると。あら大変、青色が一部茶色に変色しているではありませんか∑(゚□゚;)
これは、むやみやたらにお掃除しても、尚更困った事になりそうです^^;
そこで、お風呂の青い汚れは何なのか?
それには、どのようにお掃除をしたらいいのかを徹底的に調べてみました。
まずは、お風呂の青い汚れの正体をお伝えします。
少し画像が出て、お見苦しい点がございますのでご了承くださいませ m(_ _)m
お風呂の青い汚れの正体は?
この青い汚れの原因は…。
- 銅石鹸・・銅イオンと石鹸や湯垢などが反応したものです。
銅石鹸は、空気中の酸素に触れることによって、さらに反応し青くなります。
そして、同じように青くなった人を調べてみると、まだ新しい給湯器なのに、なぜ青くなるの?と言う方も多いようです。
実は、お風呂の給湯器の配管部分には、殺菌作用がある銅が使われています。
特に新しい給湯器や配管部分の銅は、使いこなれてくると出来る酸化被膜と言う膜が出来ていないので、銅イオンが流れやすくなっている状態なのです。
ところが反対に、新しくないのに銅石鹸で青く汚れると言う方も。
この場合は、その地域の水質が酸性に近く、被膜が出来にくい状態になっています。
また、青い色と言う事で、緑青(サビ)と間違われることがありますが、緑青ではありません。
特に心配される事として、身体に害がないかということですが、特に害はないようです。
わざわざ飲む必要はありませんが、銅は体にとって、赤血球をつくる重要な役割を持っています。
ですので、大量に体に入る事が無い限り、害は考えにくいと思います。
とはいえ、青い汚れが溜まると見た目にも良くないので、どのようにお掃除をしたら良いのかをお伝えします。
お風呂の青い汚れを取る方法は?
では、銅石鹸の青い汚れに効く洗剤を見てみましょう。
実際に使って効いた洗剤と、試してはいないが効き目があると言われている洗剤をあげてみました。
- クエン酸水(酸性)
- スクラビングバブル 強力バスクリーナー(酸性)
- アンモニア水(アルカリ性)
- リンレイ速攻湯アカ分解(アルカリ性)
まず、調べてみると、青い汚れは湯垢が取れるとなりにくいと言う説で、アルカリ性の洗剤が良いとの情報がありました。
アルカリ性の洗剤の「リンレイ速攻湯アカ分解」や「アンモニア水」で落とすと良いとの事。
残念ながら、両方とも手元に無かったので、アルカリ性の「セスキ炭酸ソーダ」をスプレーして3時間ほどおいてみましたが、アルカリ度が弱かったのか、まったく変化がありませんでした。
リンレイ速攻湯アカ分解やアンモニア水は効果があったのかもしれません。
そして、自宅にあるもので、何か使えるものはないのかと更に調べてみました。
すると、酸性のクエン酸水も銅石鹸の汚れに効くとの事。
早速スプレーしてみると、あっという間に青色が無くなりました。
そこで同じ酸性の洗剤と言う事で、「スクラビングバブル強力バスクリーナー」を、スプレーして10分程おいてみました。
すると、すっかり青い汚れがなくなり綺麗になりました^^
銅石鹸はアルカリ性の洗剤も、酸性の洗剤も効くと言う事が分かりましたが、なぜなのかは分かりませんでした。
最後に、使用するにおいての注意点を見てみましょう。
酸性の洗剤と塩素系の洗剤を混ぜると、有害なガスが発生するので危険です。
クエン酸を使ったあとに塩素系の洗剤は使わないようにして下さい。
金属にも反応するので、金属に当たる部分での掃除は、長く付着しないようにし、しっかりと洗い流すようにしましょう。
気になる様でしたら、目立たない所で確認してからお掃除をしましょう。
まとめ
カビキラーをかけたら茶色くなった原因は、銅イオンとカビキラーの塩素によって酸化し茶色く変色したようです。
すぐに水で洗い流し、中性洗剤で洗った所、茶色は取れました^^
青い汚れの銅石鹸は、筆者が試したクエン酸を吹きかけると、するすると消えていきました\(^○^)
筆者が試したところ、酸性でもアルカリ性でも銅石鹸の青い汚れは取れるようです。
今度は、セスキ炭酸ソーダより、もう少しアルカリ性が強い洗剤で試してみたいです。
もし、クエン酸を使用する場合は、塩素系の洗剤は同時に使わないで下さいね。
コメント
試してみたんですが、青い汚れが取れません
どうしたもんでしょうかね?
山添美世司さん
コメントありがとうございます。
クエン酸水やスクラビングバブルでも、青い汚れが取れませんでしたか…
私の場合は、それですぐに汚れが取れたのですが。
困りましたね。
もしかして、汚れの性質や汚れが付いている材質が違っていたりするかもしれませんね。
何ともご期待に沿えない返答で大変申し訳ございません。
他に、これで汚れが落ちたと言う話を聞くことがありましたら、またご紹介致しますね。
クエン酸で効果があったのは、銅とキレート錯体を形成して水溶性になったからですね。アンモニア水も銅とキレート錯体を形成する性質があります。ですから、必ずしも酸性アルカリ性(pH)の違いだけではありません。アンモニア水も刺激がありまし、腐食性も全くないわけではありませんので銅系の汚れが落ちると言っても注意してください。
ファルスさん。
コメントありがとうございます!
そして、詳しい説明をして頂きましてありがとうございます。
刺激や腐食にも気を付けて使用しようとおもいます。
大変、勉強になりました。
はじめまして
私が銅石鹸を綺麗に、しかも、力を入れて何度も擦る手間なく落とした方法をお伝えします。
リンレイ 「速攻湯アカ分解」(¥250ぐらい)で、ティッシュペーパーを浴槽に貼り付けてから塗布します。
(たまたまかもしれませんが、ティッシュペーパーは2枚重ねになってますが、そのままではうまく浴槽に貼り付かず、
2枚目が浮いてしまうようなので、1枚に剥がして貼り付けたらうまく張り付きました)
30~40分ほど経過後に、確認すると青色が薄くなってましたので、さらに追加塗布して、また30~40分ほど経過後に
確認すると青色がさらに薄くなったので、さらに追加塗布して・・・洗剤はボトル1本を使いました。
追加塗布は必要ないかもしれませんが、大量に塗布すると効き目が早く効果が大きいという思い込みでやりました。
最初塗布してから5時間ほど放置すると、青色はティッシュペーパーを付けた状態でも消えたことが確認できたので、
ティッシュペーパーを取り、軽くスポンジで擦ってからシャワーで流して終わり、とっても簡単でした。
ヤッター\(^_^)/て感じ、ホントに思ってた以上に青色が取れました、その後、気分よく入浴したのですが・・・
注意深く見ると、完全には消えていない(まだうっすらと残っている状態、濃いところが無くなると薄いところが目立つ)なので
翌日、「速攻湯アカ分解」を購入し、追加で7時間放置しました、結果はよく見ても分からないぐらい綺麗に消えました。
注意:「速攻湯アカ分解」には「15分以上おかないでください」との注意書きがあります、
たまたま、私の浴槽には問題はありませんでしたが、その点は注意してください。
当方の浴槽は30年前のものですから、最近の浴槽では何かあるかもしれません。
余計な説明かも
最初は使用方法に、「塗布して約1分ほどおくと効果的です」とあったので、1分ほど待ってから、スポンジで拭きましたが、殆ど効果なし。
次はティッシュペーパーを使用して塗布して15分ほど待ってから、スポンジで拭くと、少し落ちた感じ、でも大した結果ではなかった。
品名に「速攻」とあったので、期待外れだったのですが、最後にイチかバチで長時間放置するといいかもと思いてやってみたら、最高の出来でした。
今まで色々な洗剤・クレンザーなどを試しましたが、うまくいかず諦めていました、
その為、30年間の銅石鹸が付いていたので、長時間がかかったかもしれません。
ひろたむMAX様
はじめまして。
コメントありがとうございます!
丁寧に教えて頂いたおかげで、こびりついた銅石鹼の落とし方の手順がとてもよく分かりました。
長時間添付しておくと言う所もポイントなのですね。(自己責任で)
もちろん、浴槽の素材や、汚れの状況にもよるとは思いますが…。
コメントを読ませて頂いていると、汚れがすっきりと取れた時の爽快感がとてもよく伝わってきて、こちらもうれしくなってきました♪
一度、「速攻湯アカ分解」を購入して使ってみますね。
ありがとうございました。