「しまった!灯油が付いちゃった。」なんて事よくありますよね。
私は冬は石油ファンヒーターを使っているので、灯油が手についたりして困ってしまう事がしばしばです(´ヘ`;)
私と同じように落とし方が分からず、時間が解決するかまたは諦める…
そんな方の為にやってしまいそうな項目に分けて、それぞれの対処方法をご紹介していきます。
まずは、灯油を扱うにあたって、ついつい付いちゃう手についてからです。
手についた灯油の、独特の臭いとぬるぬる感ってなかなか落ちませんよね。
ですが、案外身近にあるもので解決できるのです♪
手についた灯油の消し方は?
灯油って一度手に着くと落ちませんよね(;´∩`;)
ずっと手が臭いと、憂鬱な気分にもなってしまいます。
そんな気分も吹き飛ばせるように、家にある物で解決しましょう。
- サラダ油やマーガリン
- 食器用洗剤
- コーヒーかす
- みかんの皮
- ステンレスソープ
では、さっそく細かく見てみましょう。
サラダ油やマーガリン、食器用洗剤
灯油の分子は細かく、手のシワに入ってなかなか落ちにくいのです。
この場合は、油を浮かすという事でサラダ油やマーガリンなどで浮かして石鹸で落とすという方法が一番早くきれいに落ちると思います。
また、それと似たように食器用洗剤も比較的落としやすいアイテムです。
それは、脂肪酸エステルと言う乳化剤が入っているから。
乳化剤と言えば界面活性剤のことですが、食器用洗剤にも界面活性剤が沢山含まれているので、油汚れが良く落ちると言う製品が特に効果があると思いますよ^^
コーヒーかすとみかんの皮
他にも煎れたコーヒーかすを手に揉み込んで、石鹸で洗い流すという方法もあります。
このコーヒーは、インスタントではなくて、レギュラーコーヒー(豆)のかすを使います。
また、今の時期では、みかんの皮を手に塗りこむ方法があります。
みかんなどの柑橘類は、リモネンと言う成分があり、油分を分解する特性があります。
それを利用して灯油の臭いを取ることができます。
手でこすった後は、しっかり石鹸で手を洗って下さい。
コーヒーやみかんの皮は、いい香りも感じられるのでオススメします!
ステンレスソープ
100均などで売っているステンレスソープも効果があると言われています。
使い方は、水やお湯を出しながらステンレスソープをこすって下さい。
注意点はステンレスソープは綺麗な状態で保つ事!
汚れていたら、力が発揮出来ないようです。
このように、その時お家にある物を使って簡単に落として下さいね♪
また、肌が丈夫な方は粉石鹸も固形石鹸よりシワの間に行き通りやすく便利な物ですよ。
ファンヒーターに灯油を入れる時に、手に付かないように予防するには、ゴム手袋を使うと良いです。
続いては、こちらもよくありがちな、服に灯油の臭いがついた時の対処方法です。
灯油が服についてしまった!
ファンヒーターに灯油を入れる時、服についてしまったら、騒がず慌てず。
灯油は揮発するので、しばらく干しておくと臭いが消えます。
風通しの良い火の気の無い所に干して下さい^^
また、いつの間にか灯油がついていて、シミになっていたという場合もありますよね。
繊維の奥まで染み込んでしまうので、ただ洗濯しただけでは落ちません。
そこで、洗濯機で洗う前に、部分洗いをするのですが、ここでもお家にある物で落としましょう。
使うものは、下のいずれかあるものを使って下さい。
- ベンジン
- 食器用洗剤(オレンジオイル配合)
- メイク落とし
シミになった服の下に要らないぼろ布を置いて、ベンジンを付けた綿棒で叩くようにしてシミを落としていきます。
その後は、風通しの良い所で干してください。
ベンジンが無い場合は、食器用洗剤かメイク落としを灯油の部分に1、2滴落とします。
そして、灯油の油を浮かすイメージで塗り込みます。
少し置いて、お湯で流します。
まだ、残ってるなと思ったら取れるまで繰り返します。
ある程度、取れるまでやっておかないと、他の衣類などに移ってしまいますので気をつけてくださいね!
また、水ではなくお湯でやるのもポイントになりますので試してみてください(*^-^)
続いては、玄関やベランダで灯油を移し替えたりした時に、うっかりタイルにこぼしてしまった時。
拭いたけど水を弾いたりシミになったりしていませんか?
そんな方の為に、タイルに灯油を落としてしまった時の対処方法をご紹介します。
玄関のタイルに灯油がこぼれた時は?
使うものは、下のいずれかあるものを使って下さい。
- 小麦粉
- お茶の葉
- 重曹
灯油をタイルにこぼしてしまった場合、少量でしたら小麦粉をその部分にかけて少し待ってホウキで掃きます。
その後は水拭きするときれいに落ちます。
ですが、小麦粉は白いですし隙間にはいると少し目立つので、それが嫌な方は濾したお茶っ葉を小麦粉と同様にかけて少し待って履くと不思議と消えています。
一番効果的なのは小麦粉なので、「玄関タイルだし拭けばきれいになるんだから」と思った方は小麦粉をオススメします。
また、小麦粉の代わりに重曹もおすすめです^^
続いては、家のカーペットにこぼれてしまった時(;´ρ`)
全部洗う訳にはいかないし、新しく買い替える訳にもいかないし…
家である物で対処方法をご紹介していきます。
家のカーペットにこぼれた時は?
カーペットの色やこぼした量によって少し変わってきます。
カーペットの色が濃い場合
使うものは。
- キッチンペーパー
- 新聞紙
- コーヒーカス
この場合は、灯油をこぼしたところもあまり目立たないけど臭いがしますよね。
まずはしっかり拭き取りたいので、キッチンペーパーまたは新聞紙で、ひたすらポンポンと紙に吸い込ませます。
ある程度取れたらシミ自体は目立たなくなります。
ですが、問題は臭いですので、そんな時はキッチンペーパーまたは新聞紙をこぼした灯油部分に置きます。
その上に煎れたコーヒーカスを少し置きます。
そして、キッチンペーパーや新聞紙を通して、下に染み込んだ事を確認して取り除き再びポンポンとしてあげて、自然乾燥またはドライヤーで乾かせれば臭いは消えると思います。
コーヒーカスでなくてもお茶っ葉でも大丈夫ですよ!
白に近いカーペットの場合
使うもの。
- 小麦粉
- 掃除機
小麦粉を撒いて、できたら吸い取るようにしたいので、状態に応じて小麦粉を指で押して染み込ませます。
少し置いて掃除機で吸えば染みは消えます。
臭いに関しては、お茶っ葉やコーヒーかすを用いると別のシミになり兼ねないので、消臭スプレーや水で薄めた香水を霧吹きで振りかけてもいいですよ笙。
我が家では様々なとこに活用している水香水なのですが、こんな時もオススメします♪
最後に車にこぼしてしまい、車内中灯油の臭いで気分が悪くなったという方いませんか?
そんな時はすぐに対応して、取り除きましょう。
車に灯油をこぼしてしまった時は?
使うもの。
- 新聞紙またはキッチンペーパー
- コーヒーかす
車に灯油をこぼしてしまった時は、カーペットとやり方は同じなのですが、新聞紙かキッチンペーパーなどでポンポンとある程度取り除きます。
そして、新聞紙かキッチンペーパーの上に煎れたコーヒーかすを置きます。
カーペットと少し違うのは、車内なので1~2日ほど放置させてじっくり取るようにします。
そうすれば随分と灯油の臭いが消えると思います♪
車の場合には、お茶っ葉よりコーヒーかすをオススメします!
また、沢山こぼしてしまって、臭いがキツイ場合は、カークリーニングを専門に行っている所があります。
金額はおよそ2万円~のようですね()´д`()
もし、カークリーニングを頼む事になったなら、自動車保険の人に聞いてみて下さい。
保険の種類によっては、”その他偶然な事故”の項目に当てはまり保険が使えるかもしれませんよ^^
まとめ
いかがでしたか?
最後に灯油がついてしまった場合に使うアイテムをおさらいをしておきますね。
- 手についた灯油・・サラダ油、マーガリン、食器用洗剤のいずれか
- 服についた灯油・・コーヒーかす、みかんの皮、ステンレスソープのいずれか
- 玄関のタイルに付いた灯油・・小麦粉、お茶の葉、重曹のいずれか
- カーペットに付いた灯油・・(濃い色)キッチンペーパー、新聞紙、コーヒーかす、(白)小麦粉、、掃除機
- 車に付いた灯油・・新聞紙(キッチンペーパー)、コーヒーかす、または自動車保険会社に相談
ありがちな灯油のこぼす場面の対処方法を書いていますので、そのシュチュエーションに分けて試してみてくださいね♪