年末の大掃除などで冷蔵庫の整理をしていたら、冷凍庫に一年前のアイスを発見!ということはよくある話ですよね(゚ー^*)
特に小さなお子さんがいたり、お中元やお歳暮で頂いたり大量に買ってストックしていたりすると、忘れやすいかもしれません。
そんなアイスのパッケージを良く見てみると、賞味期限の表記がない!
記憶を辿ると、一年前ぐらいに購入したような記憶が..^^;
賞味期限の記載のないアイスですが、去年のアイスって…食べても大丈夫なのでしょうか(´・ω・`;)
自分の可愛い?お口のためにも調べてみました( ̄ー ̄)vニヤリッ
アイスには賞味期限がない?!
全ての食品には賞味期限や消費期限がある…そう思っている人にはきっと衝撃的な事実かもしれません。
筆者がそうでした^^;
実は一般的には、アイスクリームには賞味期限がないのです。(賞味期限があるアイスもあります。のちに説明。)
「本当?だってアイスの原材料は乳製品使っているのに?」なんて疑ってしまっている人もいるのではないでしょうか。
なぜ、アイスには賞味期限が無いのかを解説致しますね。
アイスクリームに賞味期限が無い理由
たとえば、雪見大福には賞味期限がかいてありません。記入しているのは、製造番号でしょうか?
ピノ、雪見だいふく、スーパーカップ、パピコ、白くまやサーティワンのアイスなどほとんどのアイスにも賞味期限はかいてありませんでした。
アイスクリームに賞味期限が無い理由には、
- 日本の賞味期限の表記の決まりごと
- アイスを保存する温度
が関係するようです。
日本における賞味期限の表記の決まりごとに、「加工食品品質表示の基準に関し、品質の変化が極めて少ない食品に関しては、賞味期限の表記は省略しても良い」ことになっているそうです。
アイスは「適切な温度管理がされていれば細菌の増殖はないため、長期の保存をしても品質の劣化は極めて少ない」ので、賞味期限の表記は省略されている、ということのようです。
参考サイト:LOTTE
品質の劣化がなければ、賞味期限の表記をしなくても良いというのはビックリですね!
また、アイスは低温で保存する食品で品質の劣化の心配が少ないため、賞味期限の表記が無いのですね~!
なるほど、納得です!
一方、賞味期限があるアイスクリームもあります。
賞味期限があるアイスクリームは?
実は、2020年6月から明治のアイスクリームには賞味期限がつけられることになりました。
実際に明治スーパーカップの裏をみてみると、賞味期限が印字されていました。
およそ2年ぐらいの賞味期限ということと思われます。
そのほか、千疋屋のアイスクリームは、製造から冷凍1年とされています。
自宅にあった頂き物の店舗自家製ジェラートには、賞味期限の記載がないので、その販売店によって賞味期限をつけているところと無いところがあるようです。
シャトレーゼのアイスクリームにも賞味期限がつけられています。
なるべく新鮮なアイスを美味しくいただいてほしいという気持ちから賞味期限をつけているそうです。
参考:シャトレーゼ
そして、冷凍庫に入れっぱなしにしていたアイス、よく思い出すと一年も前のものだった!
なんて事、あまりないようにしたいけれど、実際ありますよね。
前述したように、筆者はあります(´ヘ`;)
このアイスも食べてしまって大丈夫なのかと知りたいですよね。
こちらもしっかりと調べてみました。
一年前のアイスクリームを食べても大丈夫?
基本的にアイスに賞味期限はありませんので、-18度以下の環境でしっかりと保存されていたものに関しては問題なく食べることができます。
ですので、例え一年前のアイスを見つけたとしても、キチンと保管していたものなのでしたら大丈夫なようですね。
ですが、冷凍庫の隅で発見したアイスが次に紹介するような状態になっていたら…
食べない方がいいかもしれません。
食べないほうが良いアイスってあるの?
アイスがいくら賞味期限のない食品だからといっても、美味しく食べられない場合があります。
では、食べない方が良いかもしれないアイスをご紹介致します。
- 霜が大量についている
- 瑞々しさがなく、ボソボソしている
- 滑らかさが無く、シャリシャリしている
- 粉っぽく口当たりが悪い
家庭の冷凍庫ではどうしても開閉の頻度が高いため、アイスの保存に必要な-18度保たれないことがあります。
そうしますといくら品質の変化がしにくいアイスとはいえ、品質を保つ温度でないと劣化することがあるのです。
アイスのパッケージに大量の霜がついていたり、食べたときに滑らかさが無くてシャリシャリとした食感の場合は、美味しく食べられないので食べない方が良いかもしれません。
これはアイスが溶け、再凍結(ヒートショック)されたときに見られる現象だそうです。
食べても身体に問題はありませんが、アイスは嗜好品ですので美味しくなければあまり意味がありませんよね。
アイスがこのような状態になった時は、破棄したほうが良いかもしれません。
では、どのように保管したらいいのかを調べてみました。
家庭でのアイスの保存の仕方
アイスの安売りがされていて、ついつい買い過ぎてしまうことがありませんか。
スイーツ好きな方としては、賞味期限がないのであれば安い時にたくさん買って、家でいつでも美味しく食べたいですよね。
そこで、家庭でのアイスの保存の仕方をご紹介します。
基本の保存(未開封の場合)
- 冷凍庫は-18度を保つ
- 冷凍庫のドアの開閉は素早く行う
- 他の食品の臭いがつきやすいので、一緒に保存をしないようにするか、ポリ袋かラップにくるんで保存する
封を開けた場合
- アイスの表面を平らにする
- 密封して保存
- 一度溶けてしまったアイスクリームは再凍結しない。(風味が損なわれるため)
上記のようにして保管すると、美味しく食べられますので是非試してみて下さい♪
ほとんどのアイスクリームには、賞味期限が設けられていませんが、一部のアイスクリームには賞味期限があります。
賞味期限の記載がないとしても、さすがに10年以上前のアイスなどは食べない方がよいですよね。
ふと気になったのですが、アイス以外にも賞味期限の表記のない食品ってあるのでしょうか。
早速調べてみました^^
では、アイスのような、加工食品で賞味期限のない食品をご紹介しましょう。
- 砂糖 参考記事→ お砂糖に賞味期限はあるの?どれくらい日持ちするの?
- 塩
- うまみ調味料(サラサラしていれば大丈夫)
アイスの他に、こんな食品たちが賞味期限のないもののようですね。
まとめ
今まで、筆者はアイスは乳製品を使った食品だから、足が早そうなイメージがありました。
調べてみると、一般的には適切な温度管理がされていれば賞味期限はなく、長い間楽しむことができる食品であること。
明治スーパーカップや千疋屋のアイスなど一部のアイスクリームには賞味期限があることも分かりました。
賞味期限がなくてもアイスを美味しくいただくには、早めに食べてしまったほうが良いですね。
上手に保管して、冷たくて甘~いアイスを堪能しましょう。