お店で買ったレタス・キャベツ・白菜の外側は、捨てますか?食べていますか?
お店で、キャベツ売り場に行くと、多くの人が外側を捨てる光景を目にする機会が多いと私は、思います。白菜の外側、レタスの外側を多くの方が捨てるのではないでしょうか?
なぜ、外側を多くの人が捨てるのでしょうか?
だからこそ、正しい知識や処理法がわかれば、きっとおいしく葉物野菜を楽しめるはずです!
レタス・キャベツ・白菜の外側は捨てる?
レタス・キャベツ・白菜の外側を捨てる人が多いのが常識となっています。
では、なぜ捨てるのでしょうか?
お店で、買ったから安心なのでは?と思いますが、今は、『無農薬』、『有機野菜』、『オーガニック』などが出ていて、それに影響されているのかもしれません。
それに、虫が悪者だと思っている方も多いと思います。
すべてが、悪い虫ではなく自然なことなんです。
それは、『農薬がついているから』、『虫が食べたような跡があるから』が多いようです。
特に、小さなお子さんがいるお母さんは、気になりますよね。
子どもに、危ない物を口にしてほしくない気持ちはとてもわかります。
ですが、農作物を守るのは大切ですから、農家の方は最低限の農薬を使用すると思います。
もちろん、有機野菜、無農薬など売られているのですが、値段が高くてなかなか手が届かないのが事実ですよね。
少数ですが、外側も食べるという方もいます。
理由は、栄養価が高いからそうです。
それを聞くと、外側がもったいないと思いませんか?
基本的には、出荷する前に1番外側の葉は切り落とされているんです。
だから、お店に並んでるキャベツはそのまま食べても大丈夫なんですよ。
白菜やキャベツ・レタスはどこまで捨てる?
では、白菜やキャベツ・レタスは、どこまで捨てるのでしょうか?
どこまでとは、何枚目まで捨てるのかということです。
レタスは、ここが虫に食べられているや変色していると思い、サラダにする時には小さい!という経験があるかたも多いでしょう。
レタスは、害虫に山田弱く、農薬をかける回数が多い野菜です。
もったいないですが、1番外側の葉は捨てましょう。
生で、食べる場合は、千切りや短冊切りなど切ってから水にさらしてください。
水にさらす事で、農薬が切り口から水に溶け出します。
炒め物にするときは、30秒くらい茹でてから使うと安心です。
茹でる事で、アク抜きと同じような役割をするそうです。
キャベツは、1番外側の葉が最も古く残留農薬やダイオキシン汚染の不安があります。
レタスと同じく1番外側は、捨てましょう。
処理の仕方は、レタスと同じです。
白菜は、外側の葉を1~2枚捨てれば大丈夫です。
外側から3、4枚は少し農薬が残っていますが、内側にいくほど残留農薬はなくなります。
白菜やキャベツ・レタスの外側の食べ方は?
もし、レタスでむきすぎた!もったいない!と思ったら、炒め物にするといいですよ!(変色したところは除きます。)
サラダもいいですけど、炒め物もどうでしょう?油で、炒めるとシャキシャキ感が出て、おいしいですよ!
卵と塩コショウでシンプルに炒め物にしたら、色もキレイですよね。
キャベツや白菜は、蒸したり、茹でるといいですね。
外側は、固いという事が調理の時困ると思いますが、蒸したり、茹でるのは簡単ですし食べやすくするポイントです!
キャベツなら、ロールキャベツがいいかもしれません。
白菜とバラ肉でミルフィーユ鍋。
細かく残ったものは、冷蔵庫にある物でスープに入れるだけでも使い道は広がりますよね。
寒い時期は、お鍋や温かいスープが体を温かく、ホッとさせてくれますよね。
レタス・キャベツ・白菜の外側をうまく使って、たくさんの野菜をとるいい機会ですよね?
野菜嫌いなお子さんも、好きな具材も混ぜてあげるとお母さんも大助かりですよね。
まとめ
- レタス・キャベツ・白菜の外側を捨てる人が多いが、基本的には食べられる。
- どこまで捨てるのかは、1,2枚捨てれば、大丈夫。
- 生で食べる場合は、切ってから水にさらす事。
- 炒め物の場合は、茹でるといい。
- 外側は、固いのでひと工夫して食べやすくする。
- 炒め物、蒸し料理や鍋スープなどが簡単に出来る。
捨てがちなレタス・キャベツ・白菜の外側も、おいしく食べれるという事がわかってもらえたら、うれしいです。
私の祖父母は、農家をやっていたので朝から夕方、夏の暑い中作業していたのを思い出します。
私自身も、休みの日に行き、幼いながらにんじんや大根を引っ張ったりしていました。
今は祖父はいませんが、祖母は自分が食べるように作っており、とても元気です。
今は、なかなか自然とふれあう機会が少ないと思いますが、自分で収穫したものが料理されると不思議と苦手でも食べれるんです。
ぜひ、プランターなどでお子さんと一緒に野菜を作って食べてみては?
その育てた野菜と捨てがちな外側を食べると自然と笑顔になります。