ゆず湯と聞くと、「冬至」が連想されるでしょうか。
冬至にゆず湯に入る風習がありますよね。
我が家も、冬至には毎年ゆず湯に入りますし、冬の間はゆず湯に頻繁に入ります。
香りが好きなのと、身体が芯から温まると言われているので風邪予防はもちろんのこと、免疫力アップに良いと思いゆず湯に入るようにしています。
ところで、私は子供の頃からゆず湯というのは、沸かしたお風呂にゆずを丸ごと入れていて、それが普通と言いますか当たり前だと思っていました。
しかし他にも色々な作り方があることを知りました。
今回はゆず湯の作り方をご紹介したいと思います。
ゆず湯の作り方
続きまして、ゆず湯の作り方を紹介します。
いくつかありますので順にお話をさせてもらいますね。
ゆずを丸ごと入れる
ゆず湯に良いと言われている成分は、ゆずの皮の外側に多くあります。
このことから、ゆずを丸ごと入れるという作り方が1つの方法です。
外皮だけ薄く切って入れる
この方法でゆず湯を作ると、ゆずの香りが強くなります。
香りをより楽しみたい方には、この方法の方が良いかもしれませんね。
この方法ですと、実はジャムなどにして食べることもできるので無駄になりません。
お好みで切って実ごと全部入れる
外皮だけ薄く切るのも良いですが、実もお好みでカットして全部入れるという方法もあります。
ただ、実もカットして入れると浴槽の汚れが気になりますよね。
そこで、その対策も紹介します。
洗濯ネットを使う
目の細かい洗濯ネットに入れると、細かいカスで浴槽の汚れ対策になります。
シンクに使う網のゴミ袋を使う
台所で使う網のゴミ袋を使うのも良いですね。
布の巾着袋を使う
お子さんが給食袋を使われている方、そのような布の巾着袋にカットしたゆずを入れて使うのも良いと思います。
ゆず湯の作り方に「決まり」はないので、お好みで良いということですね。
ゆずは何個入れるの?
ゆず湯を作る時に、ゆずは何個くらい入れるものなのでしょうか。
これも特に決まりはありません。
お好みで良いと思います。
一般的な家庭のお風呂のサイズですと、2~3個といったところでしょうか。
冬至にテレビのニュースなどで見掛けるゆず湯(温泉など)では、ゆずがたくさん入っているのを見掛けるかもしれません。
それを自宅のお風呂で再現させようとすると、お財布的にも厳しいかもしれませんよね。
でも、たくさん入れる方が香りもたっぷり楽しめるし!と思われる方は、たくさん入れると良いと思います。
また、毎日長い期間楽しみたいという方は、一度にたくさん入れるのではなく、毎日1個ずつを連日入れるようにゆずを用意すると良いですね。
自分に合った方法でゆず湯を楽しんでください。
ゆず湯の作り方は?お風呂を沸かす前?沸いてから?
ゆず湯の作り方ですが、沸かす前にゆずを入れるのか、沸いてからゆずを入れるのか、明確な方法は調べたもののわかりませんでした。
特に決まりはないと解釈していいのだと私は思いました。
沸かす前に入れる方が、香りをより強く楽しめるように思うのですが、どうでしょうか。
先ほどもお話させてもらいましたが、沸かしたお風呂にゆずを丸ごと入れたゆず湯に入っていて、その方法しか知りませんでした。
しかし、私は5人家族で育ち、お風呂に入るのは4番目くらいでしたので、ゆずをお風呂に入れて1時間以上経過していたことも関係しているのか、香りがよく楽しめました。
このことからも、1番風呂に入る場合も、この香りを楽しむためには沸かす前に入れた方が良いのかもしれないと思います。
ただ、好みもありますので、沸かす前に入れてみる方法と、沸いてから入れる方法と両方を試してみて自分が良いと思う方で良いと思います。
ただし、ご自宅のお風呂の機能によってはNGの場合があるので、説明書をよく読んでから試してみてくださいね。
ゆず湯の効果・効能は?
ところで、ゆず湯に入ると、どのような良いことが得られるのでしょうか。
ゆずには、リモネン・βカロチン・ビタミンC・ペクチンなどが豊富に含まれています。
これらの成分が、身体を温めてくれたり、抗酸化作用、皮膚の粘膜を強くしてくれたり、疲労回復等の効果が期待できると言われています。
また種子にも良い効果があると最近言われるようになったそうです。
種子に含まれる油には、腰痛や神経痛に良い成分があるそうです。
参考サイト:毛呂山町
これらのことが昔から知られていたのかわかりませんが、昔からゆず湯に入ると風邪をひかないと言われてきました。
寒さが本格的に始まる前(冬至ですね)に、ゆず湯に入ることで身体の免疫力を高めておこうという昔の人の知恵ですね。
このように、ゆず湯に入ると良い面が沢山ありますが、ゆず湯に入るとピリピリするという話も聞きます。
ゆず湯に入るとピリピリする場合は?
ゆず湯に入ると、肌がピリピリすることってありませんか?
もしピリピリしたことがある方や、心配な方はゆずをたくさん入れず少なめにすると良いです。
お肌に合わない場合は、湯船には入れず、お風呂場の隅や浴槽の脇に置いたり、浴室内にネットなどに入れて掛けておくだけでも香りが楽しめるのでオススメの方法です。
さいごに
ゆずには、色々な効果・効能があることを知ることができました。
寒い冬を元気に過ごすためにも、またリフレッシュの意味も込めて、ゆず湯を楽しみたいですね。