突然ですが、エビの尻尾は食べますか?
結婚当初、義母の家でエビフライをご馳走になった時に、主人はエビフライの尻尾を美味しそうに食べていました。
筆者はエビフライの尻尾を食べると言う習慣が無く育ってきましたが、義母も「尻尾はカルシウムが豊富だから食べる方がいいよ。」と言って勧めるので、取りあえず食べて見ると、カリカリして美味しいと言う事を発見♪
それからは、エビフライの時は尻尾も食べていたのです。
でも、最近、調子に乗って二つ三つと食べていると..ちょっと胃が痛くなってきました。
沢山食べると胃に負担がかかるような成分が入っているのかな?そもそも、どんな栄養が含まれているのかな?と気になったので調べてみました。
エビの尻尾にこんな栄養があるとは!?・・必見です(●^皿^●)
エビの尻尾に含まれる栄養は?
エビの尻尾には、主にこの3つの栄養が含まれています。
- カルシウム
歯や骨を丈夫にするので、骨粗しょう症に効きます。
筋肉の動きをスムーズにする作用があります。
イライラを防ぐ効果があります。 - キチン
人はキチンを消化する成分を持ってないので、そのまま排出されます。
その時にコレステロールや脂肪の吸収を抑え、塩分も一緒に排出するため成人病の予防になります。
また、はっきりとは確認出来てないようですが、体内に蓄積すると重大な病気を引き起こす可能性がある重金属類(カドミウムなど)を吸着し、排出する作用もあるようです。 - アスタキサンチン
エビに熱を加えると赤くなりますが、その色の正体はアスタキサンチンと言う成分です。
この栄養素は活性酸素を除去する抗酸化作用があるので、疲労回復に効果があります。
紫外線予防の作用もあるので、目のや皮膚の老化にも効果が期待されます。
なんと!エビの尻尾にはとても体に良い栄養があるのですね~.゚+.(´∀`*).+゚.
これは、捨てるのはもったいなと感じました。
でも、筆者はエビの尻尾を食べると胃に負担がかかっているようなのです。
なぜ胃に負担がかかるのかも調べてみました。
エビの尻尾は胃にどう作用する?
調べてみると、カルシウムとアスタキサンチンには、胃に負担がかかると言う事柄は見つかりませんでした。
どうやら、人はキチンの成分を消化するための酵素が無いのでそれが作用しているようです。キチンを調べると、胃腸の弱い人は腹痛・下痢・便秘になる事があると言う事でした。
もともとエビフライは油で揚げている事もあるので、胃の負担にもなりますし、胃腸の弱い方は腹痛や下痢になる事もあるのかもしれません。
また、便秘予防には、キチンをしっかりと排出するためには、沢山の水分を一緒に取る事が大事だそうです。
キチンは胃にどんな負担があるのかを調べていると、脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収が悪くなると言う副作用を発見しました。
少量では大丈夫ですが、大量に摂らないようにした方が良さそうですね。
そしてもう一つ、知り合いの板前さん情報ですが。
お店では焼き車海老を注文された時、お客様の希望があれば、食べた後で頭の部分に更に火を入れて提供するそうです。
もう一度しっかりと焼く事によって、サクサク感を出すと言う事と消化を助けると言う効果があります。
なのでエビの尻尾も、しっかりと火を入れていないと消化に良くないと言う事になります。
エビフライや天麩羅の場合は高温で揚げるので問題は無いと思いますが、ご家庭やBBQなどで調理した焼き海老の尻尾を食べる場合は、しっかりと火が入っているのか注意が必要になってきますね。
ここまでで、「エビの尻尾に含まれる栄養について」と「胃腸が弱い人は用心した方が良い」と言う事は分かりましたでしょうかo(^-^)o
今までは、自宅で家族とエビフライを食べると言う事を考えていましたが、外食などで人と食べる時のマナーはどうなの?と言う疑問が湧いてきたので、そちらも調べてみました。
今度は、エビフライだけではなくて、エビのてんぷらやお刺身の甘エビや車エビの尻尾についても見てみましょう♪
エビの尻尾を食べるのはマナー違反?
筆者の周りの人やネットで調べてみると、エビフライやエビのてんぷらの尻尾を食べる人は半々という感じです。お刺身の甘エビや車エビの尻尾は殆どの方は食べないと言う意見でした。
では、どんな意見があったのか見てみましょうd(^^*)
- 昔から食べている
- 美味しいし、栄養がある
- 食べれるものは食べても良いと思う
- お皿の上が綺麗になる
- 食べ物を大切したい
尻尾が好きと言う感じが伝わってきて説得力がありますね~^^
- 尻尾の処理が綺麗にしてくれている所のみ食べる
- 高級店のみ食べる
- 気分によって食べる
素材によって見分けているようですね(○´∀)b ナルホド♪.
- 固い
- 喉にささる
- 歯茎に刺さる
- 害がありそう
- 好きじゃない
- 食べるのが恥ずかしい
刺さると痛そうですし、恥ずかしいと思う人もいるのですね (。 ・ω・))フムフム
見てみるとそれぞれの意見がありますね。
マナーに関しても調べてみましたが、絶対にコレ!と言うのは見当たりませんでした。
食べたい人は食べるし、食べたくない人は食べないと言う事になるようです。
食べたいけど気になると言う人は、周りの様子を伺ってから食べるのはいかがでしょうか?
食べない人は、残った尻尾はお皿の端に揃えて置いておくと綺麗に見えます。
お店によっては「ガラ入れ」などの尻尾を入れる器が出されている時があるのでそこに入れるようにします。
まとめ
いかがでしょうか?
エビの尻尾にはカルシウム・キチン・アスタキサンチンと言う体に良い栄養成分があると言う事が分かりましたね♪
マナーについては、「美味しいので絶対に食べたい!」と言う人は、栄養もあるので自信を持って食べたらいいですし、苦手な人や筆者のように胃が痛くなる人は食べなくてもいいのではと思いました。
その場の雰囲気や体質などもあるので全部が当てはまるとは言えませんが、個人の好みと言う事になるようですね゜+・(о´▽`о)゜+・
ただ、食べる時はエビの尻尾は固いので、良く噛んで食べるようにした方が喉にも胃にも良いと思います。
気を付けて食べて下さいね。
最後までお読みいただき有難うございました。
「関連雑学記事」