空腹時だけでなく、ご飯を食べたばかりでも「ぐ〜」とお腹がなりやすい人っていませんか?
お腹がならない人との違いやその特徴とは、何なのでしょうか。
空腹の時間の長さや完璧主義といった性格まで、関係してくることも。
完璧にお腹を鳴らさない方法というのは難しいかもしれませんが、予防や対策はできます。
本記事では、お腹がなりやすい人とならない人の特徴の違いや、その対策などをお伝えしていきます。
お腹が鳴る人とならない人の違いは?
同じものを同じ時間帯に食べても、お腹が鳴りやすい人となりにくい人がいます。
その特徴の違いを順に見ていきましょう。
1.お腹がなりやすい人の特徴
- 早食い・あまり咀嚼しない人
- 炭酸飲料や刺激物などが好きな人
- 朝ごはんを食べない・間食をしない人
- 完璧主義・心配性などストレスを溜めやすい人
お腹がなりやすい人は、胃への刺激が多いものを取っていたり、噛まずに食べ物を飲み込み消化に負担がかかっていたり、空気を沢山飲み込んでいたりします。
また、刺激物も同様に胃腸に負担がかかりやすく、炭酸飲料もガスが溜まりやすくなります。
朝ごはんを食べない人や間食をしない人は、空腹を感じやすくお腹がなりやすくなります。
また、精神的な特徴でいうと、完璧主義の方や不安になりやすい人などストレスをためやすく発散しにくい人、などが挙げられます。
お腹がなりにくい人の特徴
- 咀嚼回数が多く、ゆっくりと食事をする人
- 炭酸飲料や刺激物をあまり取らない人
- 朝ごはんを食べる・間食をする人
- ストレスを適度に発散し、溜めにくい人
お腹がなりにくい人は、よく噛んでゆっくりと食事をするため、消化に負担がかかりません。
また、刺激物や炭酸などの胃に負担がかかるものや、ガスが溜まりやすくなるものを控えています。
また、朝ごはんや間食を取り空腹の時間が少ないことも挙げられます。
性格的には、適度にストレス発散をする柔軟な人です。
次は、お腹が鳴らない方法や対策について見ていきましょう。
お腹が鳴らない方法や対策
静かな職場にいる時などに「ぐ〜」と鳴ってしまうと恥ずかしいですよね。
お腹が鳴らない方法やその対策をお伝えしていきます。
噛む回数を多くし、ゆっくりと食事をする
ゆっくりと噛む回数を多くすることで、食べ物と空気が一緒に入るのを防ぎ、胃の消化活動に負担がかかりにくくなります。
朝ごはんを食べる、間食する
空腹の時間が続くと、空腹を感じると分泌される「モチリン」というホルモンが、胃の収縮運動を促進します。
よって、朝ごはんを抜いてしまうと、お昼までの時間に空腹を感じ、お腹が鳴りやすくなります。
朝ごはんをしっかりとり、お腹が空いたら間食をするようにすると良いでしょう。
炭酸飲料・刺激物・発酵食品などを控える
炭酸飲料にはガスが含まれているため、お腹がなりやすい原因となります。
また、辛いものや納豆などの発酵食品は、胃の働きを活発にするため、お腹を鳴らしたくない時は、控えるようにしましょう。
ストレスを感じたら気分転換をする
ストレスを感じたら、気分転換に散歩やストレッチなどをして、発散するように心がけましょう。
副交感神経を優位にする、深呼吸などもオススメです。
お腹がなった時止めるツボや方法はある?
上記の予防法をしても、人間なので突然お腹が鳴ってしまうこともありますよね。
「お腹が鳴ってしまった」そんな時に止めるツボや方法についてご紹介します。
合谷を押す
手の甲側の親指と人差し指の付け根の間に、合谷というツボがあります。胃の不調全般に効く、万能のツボとされています。
お腹が鳴ったら、自身の指でこの箇所を痛気持ち良い力加減で揉みほぐしてみましょう。胃腸の不調を感じやすい方は普段から揉んでも◎です。
お腹に力を入れる、膨らませる
お腹が鳴ったら、お腹に力を入れたり、逆に息を大きく吸って膨らませたりしてみましょう。
お腹に腹圧がかかり、一時的に胃の収縮運動を抑えることができます。
姿勢を変えてみる、ストレッチする
腰を左右に捻ったり、腕を上に伸ばしたりして姿勢を変えてみたり、ストレッチしたりしてみましょう。
胃や腸の形状が変わるため、空気の通りなども変わり、音を抑えることができます。
また、日頃から猫背の姿勢の方は、唾液を飲み込む回数が多く、それが空気を溜まりやすくする原因にもなります。
しっかりと背筋を伸ばした正しい姿勢をとることも普段から意識しましょう。
お腹が鳴る人とならない人の違いや特徴は?ならない方法や対策は?のまとめ
①お腹が鳴る人とならない人の違いは、お腹がなりやすい人の特徴は、早食いの人や辛いものなどをよく食べる、完璧主義のようにストレスを溜めがちな人。
ならない人は、ゆっくりよく噛んで食べる、消化にやさしい食べ物を食べる、ストレスを溜めない人など。
②お腹が鳴らない方法や対策は、朝ごはんを食べる・間食をとるなど空腹の時間を少なくすることや、ゆっくりよく噛んで食べる・刺激物を控える・適度にストレス発散をする、など。
③お腹がなった時止めるツボや方法は、「合谷」というツボを押す・お腹に腹圧をかける・体制を変えストレッチしてみる、など。
お腹がなりやすい人の特徴として、空腹の時間が多い人や、完璧主義という性格まで関係してくるということでした。
とはいえ、お腹が鳴るのは病気ではなく、腸が正常に動いている証拠です。
気にしすぎも良くなく、適度にストレスを発散し、無理なく心地よい生活を送ることが大事です。
朝ごはんは抜かずに食べる・ストレスを感じたら気分転換に散歩をする、など自分に合ったお腹がならない方法や対策方法を探してみましょう。