カフェイン効果の時間と量は?ベストなタイミングはいつ?
2016/12/17
集中したい時や、眠気を感じたくない時、多くの人がカフェインが含まれる飲み物を手に取ると思います。
ここぞ!と言う時は、やっぱりカフェインの含まれた飲み物を飲んで、気合を入れたいですよね。
でも、カフェインは飲んだらすぐに効く、ということではありません。
カフェインの効果を発揮する時間や量を知って、ベストなタイミングでカフェインを摂れる「カフェイン上手」になりませんか?!
今回は、カフェインの効果を発揮する時間や量、持続時間などをご紹介します。
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カフェインの効果が表れる時間は?
コーヒーなどカフェインが含まれている食べ物や飲み物を摂取してから、どのくらいでカフェインが効果を発揮するのでしょうか。
カフェインを摂取すると、約30分程度でカフェインが脳に到達します。
そして、カフェインの持つ作用を発揮し始めます。
<カフェインの生理作用>
中枢神経が興奮すると眠気や倦怠感が緩和されます。同時に考える力や注意力が向上します。
カフェインを取ることによって、毛細血管が拡張し腎臓へ運ばれる血液の量が増えます。腎臓に血液が多く入る事によって尿が多くなります。
カフェインは脳細動脈という脳内にある血管を収縮させる作用があります。これにより、脳内の血管の膨張による片頭痛が緩和する効果があるといわれています。
カフェインは胃酸、そして唾液の分泌を増やすと言われています。この効果で消化が促進されるといわれているそうです。
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受験勉強中やドライブなどで使用するカフェインは、眠気覚ましの効果を期待して飲まれることが殆どだと思いますが、その効果が出始めるのは、摂取してから30分後という事です。
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仮眠の前や、お昼ご飯を食べた後にカフェインを含む飲み物や食べ物を摂取すると、午後の行動が眠気や倦怠感に邪魔されずに済みそうですね!
カフェインの持続時間は?
カフェインの効果は、摂取後30分とご紹介しましたが、肝心の持続時間はどうなのでしょうか。
この効果の持続には個人差がありますが、約4~5時間と言われているようです。
この持続時間を考えますと、就寝する時間の4~5時間前にはカフェインの摂取は控えたほうが良さそうですね。
カフェインを摂取する量はどれくらいがいいの?
カフェインの効果が発揮する時間と持続時間についてご紹介しました。
眠気を感じたくない時やひと頑張りしたい人は、早速カフェインを手に取りたいところだと思います。
その前に、カフェインを摂取する量についてもご紹介をしておきましょう。
カフェインは成人の場合、1日100~300㎎程度が望ましい量とされています。コーヒーでしたら、100mlあたりのカフェインの含有量は約60㎎。個人差がありますが、1日5杯までであれば飲んでも大丈夫そうです。
ただし、カフェインを摂取して震えや頭痛、動悸を感じるようでしたらカフェインの摂取を控えて医師に相談をしましょう。
では、その他の飲み物について見てみましょう。
玉露がカフェインの含有量が多いようで意外ですね。あまり玉露を飲む機会は少ないかもしれませんが、程々にしておいたほうが良さそうです。
カフェインの効果と効能は?
カフェインは眠気や倦怠感の抑制が代表的な効果といわれていますが、そのほかに効果はあるのでしょうか。
■カフェインの効果
カフェインには上記のような効果が期待できます。二日酔いにも効果があるとは驚きですね!
■カフェインの効能
活性化酵素を除去するので、アンチエイジングにも効果が期待できるのではないでしょうか。またダイエットにもカフェインはピッタリな成分ということで、女性には嬉しい存在なのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
カフェインは摂取して30分程で効果が現れ、4~5時間ほど持続すると言われています。
1日摂る量は、コーヒーでしたら1日5杯までにする事をおすすめしていますが、体調に合わせて調整して下さい。
また、カフェインは覚醒効果がとても有名ですが、それ以外にも色々な効果がありました。
さまざまな飲み物にカフェインが含まれていますので、シーンに合わせて、上手にカフェインを摂取してくださいね!
とりあえず筆者は、二日酔いの時は玉露を飲むようにしたいと思います!