『栄養がない野菜^^;』でギネスブックにも載ったことがある夏野菜“きゅうり”。
でも、きゅうりは、夏にぴったりな水分とビタミンCも豊富に含んでいます。
サラダにも欠かせない夏野菜の代表格です。
筆者は、夏の時期に、ご近所の方からきゅうりを沢山頂く機会が多いのです。
きゅうりは大好きでとっても嬉しいですが、毎日食べたとしても余ってしまうのが悩みの種でした(´・ω・`;)
そんなきゅうりですが、冷凍保存が出来るという事が分かり重宝しています^^
きゅうりに冷凍保存って…意外ですよね~o(^-^)o
では早速、きゅうりの冷凍保存方法をご紹介しちゃいます♪
冷凍保存の方法は?
水分が多いキュウリも冷凍ができるなんて、驚きですね。
その方法もとても簡単で、好きな形にカットしたキュウリに塩または砂糖とお酢を少量入れて揉み込み、あとは冷凍庫にいれるだけなんです♪
では、その保存方法を詳しく見てみましょう。
塩で保存
<材料>
- きゅうり
- 塩少々(きゅうりの重さの約1%程度)
<レシピ>
- ①きゅうりを薄切りに切る(浅漬けに使う時は1cm程の厚さ)
- ②塩少々で塩もみする(約5分程置く)
- ③水分が残らないように絞る
- ④次回に使う分を小分けして、ラップで包み、ジップロックに入れ冷凍庫へ
お酢と砂糖で保存
<材料>
- きゅうり・・1本分
- 酢・・大1
- 砂糖・・小1
- 塩・・少々
<レシピ>
- ①きゅうりを薄切りに切る
- ②ジップロックに①と酢・砂糖・塩を入れる
水分が多いきゅうりに調味料を加えると、きゅうりの細胞を傷つける事を抑える効果があるそうです。
お酢は健康にも良く、色々な作用もあって料理には欠かすことができない便利な調味料なのでおすすめです♪
※冷凍保存するときは、なるべく空気を抜いて保存してください♪
冷凍きゅうりの使いかた
冷凍したきゅうりは、1か月ほどは保存が可能ですが、1~2週間ほどで食べてしまう事をおすすめします。
使いかたは、自然解凍や流水解凍で半解凍ぐらいにして水気を絞ります。
そのまま、いつもの和え物やポテトサラダ、そしてチャーハンにきゅうりをプラスする事が出来ます。
冷凍まで長期保存するつもりではない時は、ピクルスがおすすめです。
次にきゅうりのピクルスの作り方をご紹介いたします♪
保存にピクルス
ピクルスはハンバーガーのなかに入っていたり、手軽に野菜が取れる素敵な保存食です。
このピクルスの作り方はとても簡単です。
- <下ごしらえ>
- きゅうりは好みの大きさに切り、適量の塩でよく揉んでおく。
- <作り方>
- ① 水とお酢を100gずつあわせる。
- ② 次に、①に砂糖大さじ3と塩小さじ1を合わせてよくかき混ぜる。
- ③ ②に好みの調味料(ニンニク・赤唐辛子・ローレル等のハーブ類)を合わせて鍋に入れておく。
- ④ 鍋に火をかけて、沸騰したらキュウリを加えて冷まします。
- ⑤ 冷めたらできあがりです!冷蔵庫に入れていつでも食べる事ができます♪
ピクルスは1~2週間ほど冷蔵庫で保存が出来ます。
では、普段のように冷蔵庫できゅうりを保存するときは、どのようにしたら長期保存が出来るのかも知りたい所ですよね~^^
では、早速見てみましょう。
冷蔵庫で保存するコツ
きゅうりはとっても傷みやすいのは周知の事実です^^
一度使ったキュウリも何度無駄にしたことか(´ω`。)グスン
きゅうりは水に濡れてしまうと、とても早く傷んでしまう野菜ですよね。
新鮮なきゅりだと、イボがゴツゴツなのが傷んでしまうと、ねばねばで中身はスカスカに。
そんなきゅうりは嫌だヾ(;´Д`●)ノ
なんてことにならないように、冷蔵庫で保存するときのコツを抑えておきましょう♪
冷蔵庫で保存するときに注意する点は3つ!
- 1.
水濡れに注意するきゅうりは、水に濡れた部分から傷んでいきます。
ですので、きゅうりをキッチンペーパーや新聞紙にくるみ、更にラップで巻きます。
- 2.
縦に収納するきゅうりのヘタを上にして、立てて収納すると日持ちがします。
野菜の冷蔵保存をする時の基本ですが、畑に生っている状態に近づけてあげる事が大切です。
- 3.
切り口にラップもし、使いかけのきゅうりを長持ちさせたい時は、必ず切り口にラップをしてください。
4日程は美味しく食べられるそうです。
これで、冷蔵庫でも暫くは保存できますね~^^
もっと、長期保存の場合は先にお伝えしたように冷凍保存をしてみて下さい。
最後にきゅうりの一口メモをご紹介して終わりにしようと思います。
きゅうりに灰汁はあるって本当?
ごぼうやナスやほうれん草は、灰汁がある野菜で有名ですが、きゅうりにも灰汁があるのは知っていますか?!
そもそも、灰汁(あく)というのは、野菜の持っている“苦み”や“渋み”成分のことです。
ゴボウやナスは酢水につけ置きするのが一般的なあく抜きの方法。
ほうれん草は一度茹でてあく抜きをします。
では、きゅうりはどうやって灰汁を抜くのでしょうか。
きゅうりは、皮のすぐ下の部分に維管束があって、そこに灰汁の成分である“ギ酸”が多く含まれています。
それを減らせば、灰汁が抜けるということです。
そんなギ酸を抜く方法は、知らないうちにやっていた人も多いかも?!
きゅうりのあく抜き方法は“板摺(いたずり)”だったんです!
きゅうりに塩をまぶしてまな板で転がす方法は、下ごしらえで必ずと言っても過言ではないくらい行いますよね。
板摺は、きゅうりの緑を鮮やかにするだけではなく、灰汁も抜いていたんです!
上手に保存して美味しくきゅうりを食べよう♪
きゅうりの保存方法が3パターン解っていれば、料理をする時に、とても便利です♪
長期保存の時は、塩または砂糖と酢で冷凍保存に。
普段はキッチンペーパーや新聞紙で包み、更にラップをして立てて冷蔵庫へ。
また、ピクルスは簡単なので常備菜として保存しておくとおかずの一品になりますね。
そして、きゅうりの灰汁についての知識があれば、お友達にも教えたくなっちゃうかも?!
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