風邪で声が出ない!病院は何科を受診すればいいの?
2018/06/17
風邪をひいて、それが喉にくる風邪ですと、喉の痛みや咳や痰などの症状の他に「声がでなくなる」という事があると思います。
声が出なくなると辛いですよね^^;
筆者も小さい頃、風邪を引くとよく声が枯れたり出なくなったりして、国語の時間の朗読で大変な思いをした記憶があります。
大人になっても、稀に声が出ない事があって周囲の人に心配されることも(´ヘ`;)
意外と声が出なくなると困りますよね。
こうした場合、病院は何の科を受診すべきなのでしょうか?調べてみました!
開くと目次へ
風邪で声が出ない時は何科にいく?
風邪で声が出ない時には、どの病院へ行けばいいのでしょうか?
症状によって、使い分けると良いです。
■耳鼻咽喉科
風邪で声が出ない時は、耳鼻咽喉科(じびいんこうか)で診てもらうことができます。
長期で声が出なくなったときは、風邪以外の疑いとして、ポリープの有無の診察もあります。
風邪だからと放置せずに耳鼻咽喉科を受診してください。
■呼吸器内科
声だけでなく、咳も良く出るようであれば、呼吸器内科を受診してみても良いでしょう。
特に喘息などの病気を持っている人は、耳鼻咽喉科ではなく呼吸器内科を受診すると良いですね。
■どちらを受診すればいいの?
声が出なくなったときに、どの科を受診すべきなのかで耳鼻咽喉科と呼吸器内科をご紹介させていただきました。
ですが、どちらを受診したら良いのか、わかりませんよね。
いざ受診するときはどちらを受診したら良いのでしょう。
受診する科をどちらにするかで悩んだら、声が枯れているだけの場合は耳鼻咽喉科を受診するようにすると良いでしょう。
ですが酷い咳や咳がずっと続いているようでしたら呼吸器内科を受診すると良いでしょう。
検査方法と治療方法は?
病院によって検査の内容は異なりますが、声が枯れている時は、こんな検査や治療を行うようです。
■検査
声が枯れているという症状の検査は、まず喉の観察からはじまります。
喉の奥に異常がないかどうかをよく見て、それから喉の奥にある声帯の状態をみます。
この時、病院によって差はありますが、ファイバーを口、もしくは鼻から通してみます。
このファイバーは、胃カメラの時ほど、苦しいということはありませんので安心できます。
そして必要性があったら、副鼻腔のレントゲンの撮影などを行い、状態や病気を診断します。
■治療
声が出ない時の治療は、声帯に浮腫、もしくはポリープなどが発見された場合には、喉の炎症に対して消炎作用のある内服薬や吸引薬を同時に行います。
こうすることで、症状を改善を早目に行うことができるからです。
また、治療を短期で行いたい場合には点滴治療も同時に行います。
鼻にも問題がある場合には、声帯だけでなく鼻や副鼻腔の治療もおこなうところがあります。
病院へ行けない時に家で出来る対処方法は?
風邪によって声が出なくなったとき、症状が声が出ないだけの時ってなかなか病院へ行きづらい物ですよね。
仕事で忙しかったりすると尚のことです。
そんな時に自宅で出来るケア方法はないのでしょうか?
どんなケアをしたら良いのか、ご紹介しましょう。
■はちみつ大根
風邪で喉を傷めている時に、おススメなのははちみつ大根です。
喉を保湿するだけでなく、大根による消炎効果が期待できますので喉が痛い時だけではなく、炎症を抑えるときにも有効です
■加湿する
喉を傷めている時に、乾燥している部屋の中にいるのはあまりよくありません。
できるだけ室内にいる時は加湿するようのしましょう。
外出や加湿器に頼れない時は、マスクなどで保湿を心がけると良いでしょう。
■声を出さない
喉を傷めている時に、保湿とおなじくらい大切なのが「声を出さない」ということです。
声帯が炎症している状態なので、無理に声を出さずに声帯を休ませてあげましょう。
早く治したいと思う時は、声を出さないことが最善策です。
まとめ
風邪で声がでないと辛いですよね。
接客業など人とかかわるお仕事の場合、声がでないと仕事に支障がでてしまいます。
早く治したい症状ですね。
風邪で声が出なくなってしまった時は、乾燥させないようにマスクや加湿器を使用して保湿するように心がけ、声帯を休ませるためにも声を出さないようにすることをお勧めします。
保湿ケアをするつもりでも、はちみつ大根をなめても。
冬は何かとイベントがありますので、体調は崩したくないですよね。
症状が重くならないうちに病院へ行った方が良いです。
早く風邪を治して元気な声で過ごしましょう。