灯油の処分方法は?少量残ったり余った場合は持ち越す?
2018/06/29
みなさん、灯油の処分方法は知っていますか?
灯油ストーブやオイルランプなど便利な灯油ですが、天ぷら用油などとはまた違って、ちゃんとした処分方法でしなくてはなりません。
ここでは、正しい処分方法や知識をご紹介していきたいと思います。
まず始めに、灯油がちょっと残ってしまった時の処分方法をご紹介していきます。
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灯油が少量残ってしまった場合の処分方法
灯油ストーブなどの場合、少量の灯油が残ってしまいがち…
「でも、もう使わないし…」というご家庭の為に3つに分けてご紹介していきます♪
ガソリンスタンドに引き取ってもらう
ガソリンスタンドは家の近所にもあるし、もちろん灯油も扱っていますね。
基本的には有料で、また量や状態によって無料で引き取ってくれたりもします。
ですが、引き取ってくれない場合もあって残念な気持ちになる前に、一度電話で確認してみましょう。
顔なじみさんなら、直接言っても良いですね~♪
ちなみに、何に入れたらいいのかと悩む方には、「廃油処理箱」と言うものも売っています。
↑このようなものです。
不用品回収業者に引き取ってもらう
たまに外から「不用品回収」なんて声が聞こえて軽トラックなどで地域を廻っていますよね。
という事は、自宅まで取りに来てもらえるということなのです。
灯油を運ぶのが怖い方や力がない女性の方などにオススメの方法です。
インターネットなどで検索して良いところがあれば電話をしてみて下さい。
灯油も引き取ってくれて、出張できるお店を探して取りに来てもらいましょう!
灯油販売会社(灯油巡回業者などの店舗やホームセンター)
灯油を販売しているホームセンターなどで引き取ってくれます。
今ではホームセンターも多いですし、気軽に行けてお願いしやすいかと思います!
また、基本は購入したところに頼むと頼みやすいですよね。
ご家庭の近くで購入して余ったら、購入したお店で引き取ってもらうのがスムーズかなと思います♪
続いては、ご家庭でもやってしまいがちな処分方法が、なぜNGなのかという事をご紹介していきます。
まずは土に埋めるという事はNGという事についてご説明していきます。
土を掘って埋めるのはNG?
家庭菜園など食物を育てているご家庭などで、灯油を土に埋めてしまえば自然に還るのではないか…と感じる方もいるかと思います。
元々から地球にあったものだしと言う考えもありますが、分解するまで時間がかかるようですね。
そして、食物達には有害な物質になりますので枯れてしまったり変な風に育ったりすることがあるようです。
ですので、家庭菜園などをされているお宅では、灯油を土に埋め無いようにした方が無難ですね。
続いてはご家庭のゴミに出すのはNGなのか?について調べてみました。
ゴミ収集の日に出すのはNG?
実は、各自治体によって対応が違うようです。
調べてみると、基本的には灯油は禁止と書いてある自治体が多いようでした。
ところが新潟市の場合は、少量であれば新聞紙等に浸して「燃やすごみ」や「普通ごみ」に出しても良いと書いてありました。
多量の場合は「販売店にご相談」との事なので、お住まいの自治体に聞いてみるのが一番ですね。
多量の場合は、天ぷら油とは違って、ごみ収集車が何かのはずみで爆発してしまう恐れがあり大惨事を招いてしまいます。
天ぷら油は食用になりますので、どこのお店でも購入できますが、灯油は危険物取扱い店でしか購入できません。
それだけ扱い方を間違えれば危険だという事なのです。
次に、おそらくこの問題が多いかと思いますが。
ファンヒーターに残ってしまう灯油はどうしたらよいのかについても見てみましょう。
ファンヒーターに残った灯油はどうするの?
なるべく計画的にファンヒーターに灯油が残らないように、最後の最後まで使うようにしましょう。
もし、灯油が残ってしまったら。
ファンヒーターに残った灯油の量にもよるのですが、少量の場合ならファンヒーターの為にも、次のシーズンに新しい灯油を使うようにした方が良いです。
古い灯油を使っていると、ファンヒーターに負担がかかり、火がすぐ消えたり不完全燃焼になってしまします。
そうなるとファンヒーターの故障の原因にもなりますので、少量の場合は引き取ってもらいましょう。
灯油が10リットル以上残ってしまった場合、湿気や直射日光に弱い灯油なのでベランダに置きたいところですが、室内の冷暗所に保管しましょう。
保管するときは、ポリタンクの色を青や赤などにして紫外線の防止が出来る物を使って下さい。
そうする事によって、日々酸化する灯油も少しは軽減できます。
それでも、やはりもったいないとは思わず、出来れば引き取ってもらう事をオススメします。
最後は「使えない灯油ってどんななの?」の疑問にお答えしたいと思います♪
使えない灯油はこんな灯油
使えない灯油の見極め方として、薄い黄色になり酸っぱい臭いがすると変質灯油なので使用してはいけません。
また、湿気などで水が混入したりホコリなど混入したりすると、分離していたり物が浮いていたりします。
このような灯油は、不完全燃焼などのトラブルが起きますので使えません。
新しい灯油の色は透明なのでそれを基準に見極めてくださいね♪
いかかがでしたか?
灯油の処分方法をおさらいすると。
この上記の所で処分が出来るので電話か直接聞いてみて下さい。
少量の場合は、各自治体に問い合わせてみて下さい。
灯油はあったら便利な物ですが、処分方法はしっかりしないと大惨事になり兼ねません。
ですので、正しい処分方法と知識を身につけ快適な生活を送って下さいね♪