今や、どのシーズンでも食べられる「たけのこ」ですが、やはり旬のたけのこには敵いませんよね。
筍の字の中にも、旬と言う字を使っている事からも納得出来ます^^
たけのこの下茹でをしてから保存するときに、水の中にいれますよね。
ところが、私はうっかりと、たけのこを水につけることを忘れてたんです。
たけのこを水につけないとどうなるのか?
たけのこの腐る目安を調べてみました。
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たけのこを水につけないで保存するとどうなる?
ここでは、茹でたけのこを水につけないで、保存してしまったらどうなるのかについて調べてみました。
私は、うっかりと水につけないで、たけのこを保存してしまったのですが、すぐに気が付いたので、特に変化はありませんでした。
もし何日か水につけないで、たけのこを保存してしまった場合は、黒く変色することがあるようです。
たけのこを空気に触れさせない、乾燥を防ぐために水につけて保存します。
水につけずに保存すると空気に直接触れてしまって雑菌が入ってしまうからなんですね。
では、どんな状態だと腐っているのでしょうか?
たけのこが腐る目安
たけのこが腐っている目安を紹介します。
- ぬめりがある。
- 白っぽい汁がでてきた。
- 柔らかすぎる。
- 酸っぱいニオイがする。
- 変色している。
- 食べるとピリピリする。
このような状態になります。
食中毒の原因にもなるので、触った感じやニオイなど変だな?と思ったら食べないようにしましょう。
茹でたけのこを水につけて保存した場合は2日ほどしか持ちません。
たけのこを長期的に保存するなら、水につけるよりも冷凍保存がおすすめです。
たけのこを冷凍すると考えると、スカスカして美味しくなさそうなイメージがあったのですが、砂糖を使うと上手に保存できます。
ここからは、たけのこを砂糖で上手に冷凍保存する方法をご紹介します。
たけのこを砂糖を使って冷凍保存をする方法
我が家で、おばあちゃんに教わった保存方法をご紹介します。
その下準備から保存方法まで教えてもらってので、お伝えします!
まずは、2.3日で食べる「たけのこ」とそれ以外の「たけのこ」を分けて、2.3日の分は皮を剥き糠や重曹で茹でて袋に水と入れて保存します。
2.3日で食べる「たけのこ」は冷蔵でも良いです。
冷蔵保存の場合には2.3日でも毎日、水替えが必要でさらにできるだけ空気を抜いて保存してください。
次に、冷凍保存の分は「砂糖をまぶす」と「甘めのだし汁」とに分けてたけのこを茹でます。
わかりやすいように2つに分けて説明していきますね!
用途に応じて下処理を選んでください^^
まずは砂糖をまぶす方からご紹介していきます!
【砂糖をまぶすだけの冷凍保存方法】
1.たけのこのアクを抜くために、しっかりと茹でます。
※茹でる際はぬか、米のとぎ汁などを使って茹でます。
2.茹で終わったら、自然に冷めるのを待ちます。
3.冷めたらお好みの切り方で、薄く切ります。
4.切った、たけのこをジップロックに全部いれるか、または小分けにします。
5.そこに500gに対して、大さじ1の砂糖をまぶします。
6.砂糖をまぶしたら、たけのこにもみこむようにします。
7.ある程度馴染んだら、できるだけ平らにして冷凍して完了です。
簡単ですよね~♪
つぎは、だし汁を使った方法を見てみましょう♪
【だし汁を使って冷凍保存方法】
※1~4はレシピ1と同じです。
1.たけのこのアクを抜くためにしっかりと茹でます。
※茹でる際はぬか、米のとぎ汁などを使って茹でます。
2.茹で終わったら、自然に冷めるのを待ちます。
3.冷めたらお好みの切り方で薄く切ります。
4.切ったたけのこをジップロックに全部いれるかまたは小分けにします。
5.たけのこ300gに対して、だし汁100CC、砂糖、醤油大さじ1をいれます。
6.できるだけ平らにして、冷凍して完了です。
冷凍保存での保存期間は約1ヶ月です。
我が家でも1ヶ月以上は試したことがないので、わかりませんが1ヶ月以内であれば何も問題なく美味しく頂けてます。
では、冷凍保存した後は、どのように料理に使うのでしょうか。
これも簡単なのです^^
冷凍保存した後は、調理にどう使うの?
砂糖をまぶした物もだし汁の物も、使う際は解凍せずにそのまま料理に使用して下さい♪
解凍して使うと、細胞が潰れ美味しくなくなってしまいます。
ですので、どうしても砂糖を落としたい場合は、冷凍庫から出したら水でささっと砂糖を洗い流しましょう。
砂糖をまぶした「たけのこは」炊き込みご飯やお味噌汁、パスタなどにも使えます。
シンプルな味付けにする事によって、たけのこの味を味わえます。
また、だし汁で漬けた「たけのこ」はちらし寿司や煮物にも使えます。
すでに味付けしていますので、いつもの分量を加減して使って下さいね♪
切り方も、短冊切りなどにして、味付けを変えてメンマなどにも使えますので試してみて下さいね♪
砂糖で冷凍保存するのはなぜ?
長期保存と言えば、やはり塩やお酢などがベターですよね。
ですが、たけのこを始め、お肉でも使える方法が砂糖なのです。
では一体なぜ砂糖なのかということなのですが…
あらゆる食材には水分があります。
もちろん、たけのこにもあるのですが、その水分のおかげで、たけのこのシャキシャキ感が味わえているのです。
ですが、そのまま冷凍保存してしまうと、たけのこの中の水分が飛んでしまって、細胞が潰れて美味しくなくなってしまうということなのです。
そこで登場するのが砂糖なのですが、砂糖をまぶすことにより、水分を逃がさないように砂糖でブロックするのです!。
そうやって、冷凍保存することにより、いつでもシャキシャキの美味しいたけのこが食べられるということなのです♪
まとめ
いかかでしたか?
お砂糖をまぶすだけで、簡単に美味しく冷凍保存ができます。
また、先にだし汁で味付けしておくことも出来ますので、その後の調理も楽ですよね^^
「冷凍保存は難しいし、いいや..」と思って諦めていた方も、お砂糖で手軽に「たけのこの冷凍保存」に挑戦してみては?
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