畳の掃除の仕方は?ポイントを押さえれば簡単!
2015/10/31
最近の住宅のお部屋は、フローリングが多いですよね。
とはいえ、一般的には1室ぐらいは畳のお部屋があると思います。
畳は、そのままでも適度な弾力性があるので、足に優しいですし、新しい時の香りには癒されます。
ところが、畳の部屋はあるけど掃除の仕方が分からない!と言う方もいるのではないでしょうか。
畳は掃除の仕方によって、長持ちもすれば、すぐに傷んでしまったりします。
出来れば、長持ちしたいですよね。
掃除の仕方は、特に難しい事はありません。
これからお伝えする、基本の畳の掃除の仕方のポイントさえ分かれば、簡単に出来ます^^
では、早速見てみましょう。
畳の普段のお掃除の仕方
普段の畳の掃除は、掃除機をかけるだけでも十分です。
それでいいの?と思うかもしれませんが、かけ方にコツがあります。
知っているようで意外に掃除機のかけ方を知らなかったりと言う事が…^^;
是非、一度確認してみて下さい。
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掃除をする時は、窓を開けて換気を良くして下さい。
畳の目に沿って掃除機をかけると言う所が大事です。
この点を守らないと、畳が傷む原因になってしまうので、気を付けて下さいね。
埃が溜まりやすい縁の部分は、少しゆっくり目にかけると取れやすいですが、まだ残っている時は、ノズルを替えてみて下さい。
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時々、乾いた雑巾で畳の目にそって拭くと艶感が戻ってきます。
その時も、ゴシゴシとこすらずに優しく拭いて下さい。
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畳が汚れてきたと感じたら、お湯で濡らして固く絞った雑巾を使い、畳の目に沿って拭いて下さい。
熱めのお湯を使うと言う所がポイントです。
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また、畳が黄ばんで来たら雑巾にクエン酸水(酢水)を付けて丁寧に拭くと黄ばみが和らぎます。
クエン酸水の濃度は、水100mLに対し、クエン酸は1~2.5g程度。(酢水は水2Lに対しお酢100mL程度。)
水分を使った掃除の時は、良く晴れた乾燥した日にちと時間帯を考えて掃除をして下さい。
じめじめした日はカビが生えやすいので、避けるようにしましょう。
カビ予防には、時々エタノールを染み込ませた雑巾で拭くのも良いです。
畳用のお掃除シートも沢山出ているので、それを利用するのも簡単ですね。
畳にカビが!掃除はどうすればいいの?取り方と防ぎ方は?
また、畳は柔らかく傷がつきやすいので、優しく掃除しましょう。
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畳だけではなく、和室全体の掃除も含めて見てみましょう。
和室の掃除の仕方のポイント
和室も上から下に向かって掃除をしていきます。
- 天井
- ふすまの縁と障子
- 床の間
掃除機の後、水気が残らないように雑巾で拭く。 - 畳
クイックルワイパーなどのフローリングワイパーに、乾いたシートを取り付け掃除をする。
または、長い隙間ノズルで埃を取る。
はたきやハンディーワイパー、刷毛で埃をとる。
または、掃除機の細いノズルで優しく埃を取る。(破らないように気を付ける。)
この順番で掃除をしていくと、上手く埃を取る事が出来ます。
大掃除の時は、照明器具や押し入れも掃除をして下さい。
見落としがちな、照明器具にも埃が沢山ついています。
部屋に埃が溜まる原因の一つにもなっていますので、市販の埃を取るシートなどで取っておきましょう。
押し入れも、手前は普段から掃除は出来ますが、奥の方などにも埃が溜まっていることがありますので、衣替えの時などに整理と掃除をして綺麗にしておくと布団も綺麗なまま保管できますよ~^^
ダニ予防には畳をあげよう
いつもは、掃除機をかけたり、乾拭きをするだけで良いのですが。
ダニが増える梅雨前や寒くなる前の秋ごろに、畳をあげて乾燥させるとダニ予防になります。
畳をあげて戻す時になにか敷いておくのかと気になりますよね。
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一般的には、畳の下は特に何も敷かなくても良いです。
底冷えする場合は、新聞紙を敷いたりします。
新聞紙は年に1回か、出来れば半年に1回ぐらい変えて欲しいです。
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ダニやカビが気になる方は、防湿・防虫処理がしてあるシートもあります。
また、湿気が気になる時は、乾燥材のシリカゲルを敷くという技もあります。
まとめ
いかがでしょうか?
普段の畳は掃除機で埃を取る程度で十分です。
掃除機の使い方は、畳の目に沿って行うと言う事が、畳の素材を傷めずに長持ちします。
取り切れていない埃は、掃除機のノズルで取って下さい。
お天気の良い日には、固く良く絞った雑巾で拭いたり、市販のシートで拭くとサッパリしますよ♪
カビが気になる時は、エタノールを含ませた雑巾で拭くと予防になります。
年に1回は、畳をあげるとダニ防止になります。(出来れば2回)
畳をあげる時期は、ダニが発生しやすい梅雨前の春と寒くなる前の秋が良いです。
「掃除についての記事はこちら」