お米に虫がつくとかなりショック!
特に5kg以上残っているときに虫が発生した時にはもう・・・。
虫に強い方ですが、いろんな意味で絶叫してしまいました。
もう今生で絶対にお米に虫はついてほしくないものです。
でも、あの虫を駆除したり予防したりする方法は実は知らなかったりして・・・。
すごく気になったので調べてみました!
そうしたらお米につく虫はどうやら1種類ではないようなのです。
最初にお米につく虫からご紹介します。
お米につく虫の種類は?
美味しいお米には、いろんな種類の虫が寄ってくるようです。
人間だって美味しいお米は人気ですものね。
虫は美味しいものをよく理解しているのでしょう。
色んな種類の中でも、よく耳にする害虫2種類をご紹介しましょう。
コクゾウムシ
- イネ科の穀物に寄生する害虫
- 幼虫は白いウジのような形状をしております。
- 成虫は体長3mm前後の大きさで、前方に長く突出した、象の鼻を思い浮かべるような形の口をしているのが特徴です。
- 体は茶色、もしくは黒く、2点の斑点がある場合があるそうです。
生態
- 成虫は象の鼻のような口を使って、お米に穴をあけて卵を産み付けます。
- お米の中で孵化したコクゾウムシの幼虫は、そのままお米の中で発育をし、蛹となります。
- そして蛹から出る頃、つまり成虫になるとお米から出てくるのです。
- 産卵から成虫がお米から出てくるまで、夏場でおよそ1か月と言われています。
- 寒さに弱く、温かい環境を好み、15度以下の気温ですと繁殖ができず、-20度の環境に1週間おかれると卵と成虫は生きていけないそうです。
コクゾウムシはお米の中で生息するのですね~(゚ω゚;A)
ノシメマダラメイガ
- ノシメマダラメイガもお米につく害虫の一種です。
- この蛾はコクゾウムシよりも多く見かける虫。
- 穀物を好み、小麦粉やお米などにつき食害をもたらします。
生態
- 幼虫は7~8mm程度の芋虫で、お米のヌカや胚芽部分にに卵を産み付け孵化します。
- そしてお米のヌカなどを好んで食べて、1か月程度で蛹になります。
- 蛹になるにあたって、吐き出された白い糸がお米をくっつかせるのが特徴です。
- お米の袋を食い破って侵入することもあるので、袋のまま保存しても食害にあうことがあります。
- こちらも20度以上の気温を好み、25度くらいの気温が一番活発に活動します。
ノシメマダラメイガは、お米のヌカや胚芽部分がお好みとは..~フム(( ヒ・ヨ ヒ頀 *))フム.
虫がついてしまった時の駆除方法は?
お米に虫がつくと本当に気分が悪いですよね。
でもわいてしまったら致し方ありません(ー○ー)=3 ハァ
ここで疑問に思うのは、この虫の駆除の方法なのではないでしょうか。
昔でしたら、ゴミも多く混入していたので、あまり気にせずに洗い流していましたが、今はそうはいかないことでしょう。
万が一お米に虫がついてしまったら。
風通しの良い明るい場所(ただし直射日光を避ける)で新聞紙などの上にお米を広げる
こうしてお米をさらして虫が逃げていくのを待ちましょう。
虫を付かせない予防方法は?
きっとこの記事を読まれている方は、お米に虫が付いてほしくない方でしょう。
お米に虫が付くのを予防する方法も合わせてご紹介します。
お米に市販の害虫予防のアイテムを使用する
唐辛子ベースの、市販の害虫予防用のアイテムを使用しましょう。
ですが、これはお米を早く食べきることが前提です。
夏場は特にです。夏場は本当に虫のわく勢いがすごいので、あまり効果を発揮しません。
お米は買い置きをしない
メイガがそうですが、お米の袋を破って侵入する虫がいます。
ですので買い置きなどはせずに、お米を購入したら早めに密封容器などにいれるようにしましょう。
夏場は2週間以内、冬場は1か月程度を目安に使い切る
食べ物につく虫ですので、一番の対策は早めに食べきるということです。
特に夏場は早めに食べきるようにしましょう。
不安な人はいつもより少なめの重量で購入すると良いかもしれませんね。
密封容器にいれ、冷蔵庫か冷暗所で保存する
虫は高温を好み、低温ですと繁殖及び活動ができなくなります。
保管する場所は冷蔵庫やコンロ、シンク下など高温多湿な環境を避け、涼しいところで密封容器に入れて保存します。
上記のことに気を付けておけば虫がわくのは防ぐことはできるでしょう。
まとめ
虫がお米につくと本当に不愉快ですが、そのお米は農薬などの残留物がない、美味しいお米ということなのです。
万が一虫がついてしまったら、「私が買ったお米は本当に美味しいお米だったのね」と思って納得をしましょう^^
昔の人は虫が付いても、お米を洗って食べたと前述しましたが、やはりアレルギーなどの不安要素もありますので、もし大量の虫が湧いてしまった場合は諦めて処分した方が良いかもしれません。
なんにせよ、日本の味、お米の美味しさをなるべく独り占めできるように、お米を購入したらなるべく早めに食べきることをお勧めします。