野菜や果物は、よく実と皮の間や皮に一番栄養があるという話を聞いたことがありませんか?
だから、皮のまま食べられないものは仕方ありませんが、そうでないものは、なるべく皮のまま食べた方が栄養をしっかり摂れるという話を聞いたことがあります。
今回のテーマでもある「かぼちゃ」も、そのうちの1つです。
皮に栄養がたっぷり含まれています。
でも皮は、ちょっと苦手・・・という方も多いかもしれませんね。
我が家でも、かぼちゃの煮物をよく作るのですが、実と皮がはがれてしまっていると、実は食べてくれるものの、皮は残されてしまうことが多いです。
そこで、かぼちゃの皮を美味しく食べるためのコツや、かぼちゃの皮の栄養なども紹介したいと思います。
かぼちゃの皮の栄養は?
かぼちゃの栄養は実より皮に多く含まれています。
これ、とても大事です。
でも実もしっかり食べてくださいね。
皮ごと食べるのが一番良いです。
では、かぼちゃの栄養を紹介します。
これらがとても豊富です。
詳しくお話をさせてもらいます。
βカロチンは、生活習慣病の予防やガンの予防に効果的と言われています。
粘膜や皮膚の抵抗力を高めてくれます。
このことから、免疫力アップに力を発揮してくれるので、風邪などひきにくくなりますし、その他の感染症予防にも力を発揮してくれます。
食物繊維は、便秘解消に役立つことで知られているかもしれませんが、その他にも虫歯の予防や血圧・コレステロール値を下げる働きかけもしてくれます。
ですから、肥満や成人病の予防にも力を発揮してくれると言えます。
これらのβカロチンや食物繊維は、実よりも皮に多く含まれているので、皮を残すなんてもったいないです。
その他、高タンパク・高エネルギーでミネラル豊富な面から、低血圧や貧血の改善に力を発揮してくれます。
かぼちゃを皮ごとも食べると、健康になれそうですね。
皮を美味しく食べる下ごしらえ
では、かぼちゃの皮を美味しく食べるための下ごしらえを紹介します。
かぼちゃの皮が苦手という方は、味が苦手なのでしょうか。
見た目が苦手でしょうか。
調理することが苦手でしょうか。
どれも当てはまるかもしれませんね。
見た目も決してキレイとは言えませんし、固くて切るのも大変ですし、美味しいわけでもないかもしれませんね。
そんな場合、少し工夫をしてみませんか。
そこで電子レンジでの下ごしらえを紹介します。
かぼちゃの種とわたを取り水で洗い、濡れたままかぼちゃをラップで包んで、電子レンジに入れて加熱します。
こうすることで皮が加熱され固い皮が柔らかくなるので切りやすくなります。
加熱する時間は、お使いの電子レンジのワット数により調節してください。
切りやすいと思う柔らかさまで加熱しても良いですし、更に長い時間加熱して、そのまま食べるという方法もありますよ。
実は、かぼちゃは水から煮るよりも蒸すよりも電子レンジで加熱する方法が糖度がアップすることもわかっているので、電子レンジで加熱するという下ごしらえをすると、その後の調理も楽になりますし、美味しさもアップするということになりますね。
見た目には変化ありませんが、簡単・美味しいので、よしとしましょう。
↓↓レンジでチンする方法はこちらで詳しくご紹介しています♪↓↓
>>>かぼちゃをレンジで柔らかくする方法!丸ごとチンは何分ぐらい?
皮だけで食べるレシピ
下ごしらえをしたところで、続いて皮だけで食べるレシピを紹介します。
かぼちゃの皮で作るきんぴらのレシピです。
このレシピの良い点は、レンジで簡単に出来ることです。
- 煮物など、かぼちゃを切る時に、皮を厚めに取ります。
- 皮を千切りにして、耐熱容器に入れて、ミリンと醤油・水をかけます。
- 軽くラップをかけて、1分半~2分程度レンジで加熱します。
(お使いのレンジのワット数に応じて加熱する時間は加減してください) - 完成です。
- 器に盛りつけて、ゴマ油と一味唐辛子、白ゴマをお好みでかけて召し上がってください。
下ごしらえでかぼちゃを加熱した時点で、皮を厚めに取って、実は煮て皮はこのきんぴらにして食べるというのもアリかもしれません。
どちらも無理なく美味しく食べて栄養をしっかり摂れて嬉しいですね。
もう1つ私がよく食べる方法も紹介します。
皮だけのレシピではありませんが、かぼちゃのサラダです。
かぼちゃをレンジで加熱して、全部をつぶしてさらし玉ねぎとマヨネーズを混ぜて食べます。
こうすると、皮も実も混ざるので、残すこともできませんし、皮を意識することなく美味しく食べられます。
さいごに
かぼちゃは、栄養が豊富な野菜です。
しかも、その栄養は皮に豊富に含まれています。
電子レンジを上手に使うことで、固いかぼちゃの皮も無理なく調理できるようになります。
ぜひ皮も美味しく食べて、かぼちゃの栄養を存分に食べて美容にも健康にも役立てたいですね。