先日、子供に「秋分の日ってなあに?」と聞かれました。
私の中で、秋分の日=秋のお彼岸のお中日という認識しかなかったので、そのまま「秋のお彼岸のお中日だよ」と答えました。
お彼岸は、春と秋の2回あって、そのうちの秋のお彼岸の真ん中の日だよ、と伝えたのですが、はたしてその回答が正しいのか、本当のところがわからなかったので調べてみることにしました。
まずは、秋分の日と秋分の日はどのように決めているのかをご紹介します!
開くと目次へ
秋分の日はいつ?
ところで秋分の日は、何日でしょうか。
2018年 9月23日(日曜日・祝日)です。
秋分の日は、国立天文台が発行する「暦象年表」を基に、政府が決定します。
毎年前年の2月1日に交付されます。
太陽の秋分点通過する日が、その時により違うので、毎年交付されるのですね。
秋分の日は、だいたい9月23日前後となります。
秋分の日の意味と由来は?子供に簡単に説明
秋分の日について、読み方や意味、由来など、それぞれ説明させてもらおうと思います。
読み方
「秋分」=「しゅうぶん」と読みます。
子供にはこのように説明してます!
我が家では、このように子供に伝えました。
元々は天皇が祖先を敬うという日でしたが、それはとても良いことなので、私たち国民も見習いましょうということになりました。
そして、それが現在の生活にも取り入れられています。
すごく簡単な説明ですね….。
簡単にまとめましたが、もう少し詳しくご説明しますね。
興味がありましたら、続いてご覧ください♪
秋分の日は祝日
秋分の日は、祝日ですよね。
秋分の日が、ちょうど金曜日や日曜日、月曜日になると3連休になるという方も多いもかもしれませんね。
このように秋の連休になることから「シルバーウィーク」と呼ばれるようになり、ゴールデンウイークのように、旅行などに出掛ける方も増えているようです。
ところで、秋分の日は何故国民の休日なのでしょうか。
その理由は「皇霊祭」と関係があります。
皇霊祭とは
歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る儀式です。
春と秋の年に2回ある祭日です。
この皇霊祭は明治11年に「年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム」に加えられてから「休日二関スル件」を経て戦後1948年に「国民の祝日に関する法律」で制定されて、その時に春季皇霊祭を春分の日、秋季皇霊祭を秋分の日となりました。
秋分の日の意味
秋分の日の意味は、祖先を敬い、亡くなった方を偲ぶ日とされています。
秋分の日を中日として前後3日間の計7日間を秋彼岸と言います。
お墓参りや法会と呼ばれる先祖供養の法要を行います。
秋分とは
では、秋分の日ではなく、秋分についても調べてみました。
秋分とは二十四節気の1つです。
1年を24等分しています。
秋分は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日のうちで、秋分点と呼ばれる位置を太陽が通過する日のことを言います。
このように、秋分は瞬間で、秋分の日は、その日のこととしているのですね。
秋分の日は、どう過ごす?
先ほど、秋分の日は祝日ですしシルバーウィークと呼ばれ旅行する方も増えてきているという話をしました。
もちろん、そういう過ごし方も良いのですが、秋分の日は、ご先祖様を敬う祝日なのでお墓参りをするのに最適な日と言えます。
8月にお盆があるので、お墓参りをしたという方も多いかもしれませんが、秋分の日に改めてお参りするのも良いと思います。
もし秋分の日は都合がつかないという場合も、秋のお彼岸は1週間あるので、その間にお墓参りをすると良いかと思います。
私の場合
私の父は長男で実家を継いでいる身でしたので、お彼岸やお盆は家族全員仕事以外家にいなくてはなりませんでした。
その理由は、親戚たちがお墓参りをして実家に寄るからです。
わざわざお墓参りをしてくれて、その後に家にまで足を運んでくれるのだから遊びに行ったらダメ、きちんと家族揃ってお出迎えをするというのが私の実家のルールでした。
仕事優先なので、社会人になってからは、お彼岸に家にいないこともありましたが、学生のうちは遊びに行くのはNGでした。
そのルールがとても嫌でしたが、そんな環境で育ったので、結婚して家庭を持った今、子供にご先祖様を偲ぶことの大切さを伝えています。
お彼岸には、入りと中日、明けの日にお仏壇にお萩やちらし寿司など普段と違うご飯をお供えし、お墓参りも家族で行っています。
お彼岸にお墓参りをする理由
ここまで私の説明でわかりにくい箇所があったかと思うので、もう少しわかりやすくまとめようと思います。
なぜお彼岸にはお墓参りをするのでしょうか。
ここでは秋分の日についての話ですが、イコールお彼岸と捉えて書かせてもらいます。
秋分の日(お彼岸)に、お墓参りをするのは、元々は天皇が祖先を敬う日でしたが、国民も見習いましょうということになり、それが生活に根付いたという感じだと思います。
秋分という季節の区切りに祖先を敬い、先祖の方々のお陰で今があります。
感謝を忘れてはいけませんね。
まとめ
秋分の日は、お彼岸のお中日で、お墓参りをする日という私の認識は間違えてはいませんでした。
しかし二十四節気の1つということや、そもそも天皇が祖先を敬う日だったということなど、その歴史はこの度知りました。
子供には、難しいかもしれませんが、二十四節気のことも含めて改めて説明しようと思います。