赤ちゃんのおしりの穴付近が赤い!おむつかぶれの対策とは?
2018/09/30
はじめての赤ちゃんの育児に、奮闘しているママは、毎日いろんなトラブルに悩まされますよね。
新生児から低月齢の赤ちゃんに多い悩みの一つは、おむつかぶれではないでしょうか。
お尻が痛いと、赤ちゃんは一日中ぐずってしまいがちです。
寝たと思っても、すぐに起きてしまったりと、赤ちゃんもママも辛いですよね。
筆者の子供も赤ちゃんの時、肌が弱くておしりの穴ふきんがすぐに真っ赤になってしまいました。
でも、簡単な方法できちんとケアしてあげたら、すぐに治ってしまいました♪
今日は、その方法をお伝えいたします。
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おむつかぶれの対策は?
赤ちゃんのお肌はとってもデリケートでかぶれやすく、症状の悪化もとても速いです。
繊細でかわいい赤ちゃんのお尻を守るために、しっかりと対策をしましょう。
おむつを汚れたままにしない
低月齢の赤ちゃんのウンチは水様便で、お腹にまだ溜められないので回数も多いです。
ウンチは非常に刺激が強いので、すぐにおむつかぶれを起こしてしまいます。
こまめにチェックして、おむつがおしっこやウンチで汚れていたらすぐにおむつを替えましょう。
お湯で洗い流す
おしりふきを使うと、摩擦でおむつかぶれを起こしやすくなる場合があります。
筆者の感想ですが、おしりふきでは、汚れは完全にとれないように思いました。
汚れをとるには、洗い流すのが一番です。
調味料などを入れるボトルに、適温のお湯を入れて、お尻についたおしっこやウンチを洗い流してあげると良いでしょう。
上記の調味料のボトル(液体用)でしたら、100円均一で手に入ります。(無い場合は洗面器でもコップでも何でもOK!)
お湯でお尻を綺麗にするグッズも数多くあり、赤ちゃん用品売り場で見つけることができます。
洗い流す時、おむつは敷いたままでOKです。
(うんちが多い時は、座浴がおすすめです。)
上半身は服を着たままで、お尻だけ洗ってあげましょう。
洗い方はゴシゴシ擦らずに、さあ~と撫でるようにするといいですね。
柔らかいコットンか、ガーゼなどを使うのがおすすめです。
※筆者はウンチの度にお風呂場か洗面所でお尻を洗いました。
あくまで筆者の場合ですが、あっという間にお尻が綺麗になりましたよ!
おしりを乾かす
おしりを湿ったままにしておくと、雑菌が増えやすい状態になります。
きれいに洗い終わったら、必ず乾燥させてくださいね。
優しくガーゼかティッシュでポンポンと白粉をはたく時のように拭いてあげましょう。
そして、新しいおむつと交換しましょう。
暑い季節でしたらうちわで仰いでも良いかもしれません。
寒い季節は遠くからドライヤーを軽く当るのもいいですが、近づけすぎない・当てすぎないを守って下さいね。
その時に、赤ちゃんをマッサージしてあげると一石二鳥ですね!
マッサージは難しく考えなくても、さすってあげるだけで十分です。
こちらを見て頂いたら、それが分かるかと思います。
↓
思わずにっこりしてしまいますね^^
ただし、この時期はおしっこもウンチも回数が多いので、おむつ交換している時に、おしっこが円を描いてこっちに向かってくる危険があります。
くれぐれもお気をつけて下さいね^^
ワセリンをぬる
性器や肛門、周辺皮膚にワセリンをぬります。
ワセリンは水をはじく性質があるので、汚れを弾いてくれる効果が期待できます。
おむつは赤ちゃんの肌に合ったものを使う
おむつ自体が赤ちゃんの肌に合わないことがあります。
便によるおむつかぶれでない場合にはおむつを変えてみましょう。
通気性抜群のおむつがおすすめです。
症状が改善しない、進行した場合には直ちにかかりつけ医に診てもらいましょう。
小児科でも皮膚科でも診てもらうことができますが、筆者のおすすめは、皮膚科です。
是非、専門医を選んで下さい。
今までの対策を行って下さったら、殆どの場合は快方に向かうと思います。
では、なぜおむつかぶれになるのか、原因を見てみましょう。
おむつかぶれの原因は?
おむつかぶれの原因はいくつか考えられています。
おむつの中の湿気
おしっこや汗、ウンチなどでおむつの中はかなりの湿度です。
この湿気で肌がふやけ、おむつと肌の摩擦でかぶれが起きてしまうというものが考えられます。
おむつが合わない
おむつ自体の素材が合わないこともあります。
合わないと思ったら、替えてみましょう。
ウンチの刺激
低月齢の赤ちゃんのおしっことウンチが混ざって長時間肌に触れると、肌のpH(酸性かアルカリ性か)がアルカリ性と傾きます。
そうするとウンチの酵素が活性化したり、微生物が増えたりして刺激が強くなり、おむつかぶれを引き起こします。
おしりをふくときに、こすり過ぎる
おむつ替えの時に、何度もおしりふきなどでこすり過ぎると、その刺激で炎症を起こしてしまいます。
赤ちゃんの肌は柔らかく刺激に弱いので、おしりふきなどでこすり過ぎないようにしましょう。
赤ちゃん自身の体調
季節の変わり目など、赤ちゃん自身の不調によりおむつかぶれを起こしやすくなるようです。
低月齢でなくても下痢気味だったりすると、お尻とウンチが触れる機会が増えてしまうため、かぶれやすくなります。
このように、簡単におむつかぶれになってしまいますね。
おむつかぶれにも病院へ行ったほうがよいレベルがあります。
どのような症状なのかを見てみましょう。
おむつかぶれの症状は?
赤ちゃんのお尻や性器周辺の皮膚が真っ赤になる比較的軽度なものから、赤くはれ上がって出血を起こしている重症まで、おむつかぶれの症状にはレベルがあります。
軽度のうちにしっかり治してあげたいですね。
<赤ちゃんのおむつかぶれの症状>
ただし、皺の奥の方まで赤くなったり、膿をもったブツブツやブツブツのふちから皮がむけてきたらそれはカンジタ性皮膚炎の場合があります。
その場合は、お薬を塗らなければ治りませんので、すぐに皮膚科へ行きましょう。
最後に
赤ちゃんのお肌は、大人が思っているよりもデリケートです。
実は人間の赤ちゃんは、他の動物と比べてとても未熟な状態で産まれてきます。
肌も未熟で、大人の半分の薄さと言われており、当然バリア機能も未熟で外からの刺激にとても弱いのです。
赤ちゃんは強い紫外線や乾燥、そしておむつの中の湿気などに耐えられない、とてもトラブルを起こしやすい状態で産まれてくるというわけです。
そんな繊細な赤ちゃんのお肌をちゃんと守ってあげたいですね。
ちょっとしたケアでおむつかぶれは防げますので、おむつかぶれに悩まされているママは日頃のお世話に、おむつかぶれの対処法を取り入れてみてくださいね。