キッチンの排水口の掃除は重曹とクエン酸が簡単だった!
2018/06/24
キッチンで食器を洗っていると排水口の流れが悪く、いや~な臭いがする^^;
水をジャーと流すと、排水口の奥の方で「ゴボゴボ」と音がしてきて、つまりそうな嫌な予感がしたりすることありますよね。
まだ排水口がつまってない状態でしたら、重曹とクエン酸で汚れが取れるかもしれません。
簡単で臭いもないので、思いついたときに排水口の掃除が出来るのでおすすめです。
では、重曹とクエン酸を使った排水口の掃除の仕方を見てみましょう。
キッチンの排水口の掃除は重曹とクエン酸で簡単に!
重曹とクエン酸での掃除は、やってみるととっても簡単です。
まずは、下記のものを用意してください。
<用意するもの>
クエン酸でもお酢でも、どちらでも良いのですが、お酢の香りが苦手な方は無臭のクエン酸をおすすめします。
重曹とクエン酸の量は排水口のサイズにもよりますので、必ずこの量とは言えませんが、多めに入れる方が効果があります。
少なすぎると、効果が得られず残念な気持ちになってしまうので、思い切って入れてみましょう。
また、お湯の温度は、排水口を傷めない程度の熱めの温度が良いです。
特に冬などで冷たい水を使用すると、かえって汚れを吸着したまま固まってしまう事があるので注意しましょう。
重曹とクエン酸での排水口の掃除の仕方
- ゴム手袋をして、排水溝のゴミ受けカゴを取り出す。
トラップ(排水管を覆うプラスティックのもの)の上から重曹をたっぷり振りかける。
重曹の上からクエン酸(お酢)をたっぷりと振りかける。
その上からお湯を少しずつ振りかけると、重曹とクエン酸が合わさってシュワーっと泡が出ます。
15~30分程度、そのまま放置。
トラップを外し、スポンジや古歯ブラシなどで汚れを取る。
排水口の内側を洗うときは、パイプ用の長いブラシなどで洗う。
最後はお湯で流す。
ポイントは放置しすぎないと言う事と、お湯を使う事です。
放置しすぎると、汚れが固まってしまいますので気を付けて下さいね。
また、頻繁にするのは面倒な方は⑥と⑦を省くと簡単です。でも月に1回は⑥と⑦も行ってみて下さいね。
この重曹とクエン酸の洗浄力の効果は優しいものですので、マメにお掃除をするタイプの方には特におすすめです。
排水口の掃除をして、余ってしまった重曹とクエン酸は他の掃除にも使うことが出来ます。
では、どのような掃除に使えるのか見てみましょう。
重曹はキッチンの油汚れにおススメ!
キッチンは、ほぼ毎日使う場所ですよね。
炒め物や揚げ物などに使う油や、調理するお肉やお魚などからも油分がでて、キッチンのコンロ回りや壁、換気扇などにも沢山ついています。
調理が終わった後に、拭いたとしても全部は取り切れていないことがありませんか。
そんな時は、重曹を水で溶き油の上に重ねると、重曹が油を包み込み汚れを浮かせてくれます。
換気扇の隅の方に固まってついてしまった油の汚れなども、するっと取れる事があるので試してみて下さい。
重曹を使った換気扇の掃除の仕方はこちらでご紹介してます。
使用するときの注意点なども記載していますので一度目を通して見て下さい。
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換気扇のフィルターの掃除!重曹を使う手順と注意点は?
重曹のpHは8.4と洗浄力としては、それほど高いものではありませんが、油汚れと混じることで石鹸化し、お湯をかけることで洗い流しやすくなります。
中性のpH7と近いので、浄化槽などの環境にも影響を及ぼす可能性が低いことも、日常的に使いたい洗剤の一つです。
同じようにクエン酸も環境に優しい洗剤になりますので安心ですね♪
次は、クエン酸はどのような掃除に使えるのかを見てみましょう。
クエン酸は水あかやカルキなどに!
クエン酸は梅干しやかんきつ類などにも含まれる健康食品としても有名なものです。
そして、掃除には、水あかやカルキ成分などの金属系の汚れに効果を発揮します。
例えば、電気ポットの白いものは炭酸カルシウムですが、水を電気ポットで沸かすと水の成分の中の炭酸カルシウムが水と分離することによって残ってしまうのです。
この炭酸カルシウムにクエン酸を合わせると、溶けやすいクエン酸カルシウムとなり、水で流す事により汚れがはがれやすくなります。
例えば、こちらでも色々な掃除の仕方をご紹介しています。
銅と石鹸で出来た銅石鹸や緑青(銅のサビ)などにも効果がありました。
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お風呂の浴槽に青い汚れが!原因とよく効く洗剤を徹底検証!
お風呂の水あか防止などの日常的な掃除にも、使うことが出来ます。
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普段のトイレの掃除にも、気軽に使うことが出来ます。
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トイレの掃除をクエン酸で!効果的な使い方とコツは?
このように、クエン酸も普段の掃除に大活躍します。
環境や人体に優しいので、お子様がいるときや鼻や喉の調子が悪い時などには、刺激の少ない洗剤を選ぶと安心です。
その為には、普段からこまめに使っていることが大事なんです。
と、思いながらも汚れをためてしまって、つまってしまった時は重曹とクエン酸では汚れが取れない場合が多いです。
その場合は、排水口のつまりを取る洗剤やワイヤーブラシなどをご紹介しています。
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排水口のつまりを重曹とクエン酸で解消できなかったら?
さいごに
重曹とクエン酸はにおいもないので、刺激も少なく安全に使える洗剤です。
効き目がマイルドな為、多めに使用する事と、お湯を使う事がポイントになってきます。
重曹1カップとクエン酸3/4~1カップを排水口に入れて、お湯をそっとかけると、シュワーと泡が立ってきます。
その泡も汚れを浮かす効果があります。
余った重曹は、換気扇やコンロ回りの油汚れに、クエン酸はポットの中のカルキやお風呂の水あかなどにも使う事が出来ますので、色々試してみて下さいね。