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半夏生にタコを食べる由来は?関西地方が発祥の風習

      2016/06/30


関西に住むようになって、梅雨があける頃になると「半夏生には、タコを食べましょう~♪」のPOPをスーパーで見かけます。

始めは「半夏生にタコ?」と、なじみの無かった筆者ですが、晩御飯のメニューが一品増えるので、すぐに採用しました^^


ところが、なぜタコを食べるのかを知らない事に気が付き、調べてみることにしました。

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まずは、なぜタコが選ばれたのかを知るために、半夏生ってどんな日なのかを一緒に見てみましょう!


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半夏生ってどんな日?


稲


半夏生とは、一年を通し、9日間存在する日本の雑節のうちの一日です。


現在は少しずつ変化している風潮もありますが、日本は古代から稲作をはじめとした様々な農業が非常に盛んな国でした。

 

そのために必要になったのが、季節の移り変わりを的確に把握することでした。


農作物をだめにしないため、最もよい状態で苗植えをするため・・・と一年を通した農作業のあらゆる場面で、季節は大きく関係してきます。

節分やお彼岸などを含む「雑節」という暦日が作られたのは、こうした農業を中心にした日本人の生活にあわせた理由からでした。


そのためかもしれませんが、確かに日本人の生活は現在でも、比較的季節の変化に対して敏感ですよね!


そして、半夏生の日にちですが。

これは、1年のうち最も日が長くなる夏至から数えて11日目を指します。
(本来は、太陽が黄経100度の点を通る日なのですが、一般的にはシンプルに‘夏至から11日目’という認識が多いようです)。


2016年の夏至は6月21日なので、半夏生はその日に11日足して・・・

7月1日となります。

(ちなみに2017年も7月1日ですよ~♪)


実はこの時期は、梅雨の中盤あるいは終わりかけであることから「半夏雨(はんげあめ)」という大雨が降ることも多く、作物をだめにしないためにも、この半夏生までに田植え、あるいは畑仕事全般、を終わらせなければならないとされていたそうです。


ですが、「半夏生が来るまでにお仕事全部終わらせなきゃ!」、と必死に手作業で農作業を頑張るのですから、その後はきっと疲れてしまいますよね(o´Д`)=з


そのためでしょうか、少なくとも半夏生だけは農作業をお休みにして、精力のつく食べ物や、豊作にちなんだ食べ物を食べる習慣が生まれました。


では、なぜタコが選ばれたのでしょう?

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タコを食べる由来は?


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畑仕事を終えた後の、半夏生の日にタコを食べることで、植えた農作物が、タコの足のように方々に根を伸ばし、のちのちの収穫物が、たこの吸盤のようにしっかりと作物にくっついてくれること。

つまり、「収穫物がなるべく多く採れますように」ということです。

というのが、半夏生の食べ物としてタコが選ばれた理由です。


また、タコには疲労回復効果の高いタウリンという成分や、血行を促進する亜鉛も多く含まれているため、農作業が一段楽した半夏生にタコを食べるのは、実際的な理由からも、有効だったと言えます。


ちなみに、農作業をお休みにする期間は各地によっても変わり、この期間は、半夏生の日には悪い毒気が天から降るという伝承や、より古くからの慣習である‘物忌み’とも、多かれ少なかれ関係しているようです。
この‘物忌み’とは、不浄を避けて家にこもったり、神様を祭ったりする風習です。清少納言や紫式部の語りにも物忌みの記述はあり、平安時代には既に一般的だったとされています。


この半夏生という名前は、どこから生まれたのでしょう?


なぜ半夏生(はんげしょう)というの?


片白草


一説には、半夏生の当たる時期が、「半夏」という漢名をもつ薬草である烏柄杓(からすびしゃく)が「生」える時期に重なる、ということに由来していると言われます。


別の説では、「鳥柄杓(つまり半夏)」とは全く別の植物である、「半夏生」という毒草がちょうど花を咲かせる時期だからである、ともされています。

ややこしい^^;


この毒草「半夏生」は別名「片白草(かたしろくさ)」とも呼ばれるのですが、この別名からも分かるように、花が咲く際に、葉っぱの表側もともに白く変色します。
   

この葉の中途半端な白への変色が、「半」分だけ「化粧」をしているように見えるため、「半化粧(はんけしょう)」、という名前がつき、のちに「半夏生(はんげしょう)」という名前に転じたと言われます。

筆者の個人的な意見に過ぎませんが、「半化粧」でも十分に可愛らしいので、そのままでもよかったのではないかと思います^^

さいごに


いかがでしょうか?

半夏生とは、季節の移り変わりを把握する日本の雑節だったのですね。

その時に食べるものとして、タコが選ばれた理由は、タコの足のように根を伸ばし、収穫物が、たこの吸盤のようにしっかりと掴んでいるからと言う事でしたね。

半夏生にたこを食べる風習が一般的とされているのは、主に関西地方だそうです。

しかし、今では関西以外でもスーパーのチラシに「半夏生はタコで!」と載っているようです。

タコには疲れが取れるタウリンが入っているとの事!

しっかりと食べて夏に向けて体力を養いましょう♪

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 - 夏の行事

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